内容説明
ルネサンスを駆動した想像的なもの―その神話、欲望、夢の諸相を広大な視野と光彩陸離たる文体をもって浮彫りにする巨匠の野心作。図版総数131点。2部作完結。
目次
第1部 革新Renovatic―先頭に立つ喜び(夢想、そして経済状況;至福と熱狂;協和神学と予言)
第2部 更新Integratio―全体的世界(空間の君臨;実践と理論;建築礼讃 ほか)
第3部 再建Restitutio―歴史における人間(書かれたもの;神々とその領分;考古学と現代性(アクチュアリテ) ほか)
著者等紹介
阿部成樹[アベシゲキ]
1962年生。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。パリ大学美術史学博士。山形大学助教授。西洋美術史専攻。論文に“Ingres et l’art davidien”,these de doctorat en histoire de l’art,Universite de Parts-1,1995.「ダヴイッド派の中のアングル」、「アングル『トルコ風呂』の空間について」ほかがある
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