ことばを写す 鬼海弘雄対話集

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ことばを写す 鬼海弘雄対話集

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582231304
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

◎概要

無名の人々の肖像に独特な語り口のキャプションを添えた『PERSONA』(草思社)は、刊行後、大きな反響をよび、この写真集で鬼海は土門拳賞を受賞した。年齢や人種を超えて写真に惹かれる人は多く、国内外を問わず、数多くの写真展が開かれている。2019年3月には『PERUSONA 最終章』(筑摩書房)を刊行。話題を撒き続けている。

本書は、そんな独自の写真世界を展開する鬼海の初めての対話集。対話の相手は、山田太一、荒木経惟、堀江敏幸、平田俊子、田口ランディ、道尾秀介、青木茂、池澤夏樹の各氏。それぞれの分野において第一線で活躍する表現者たちが、鬼海との対話でのなかでは素顔を見せ、自身の作品や人間観、鬼海の写真への思いなどを率直に語る。対話のあとに、鬼海がそれぞれに捧げる写真を掲載。巻末には対話の編者である山岡淳一郎による小さな鬼海論を付す。

◎目次

はじめに

大半の人生は「受け身」だと思うんです――山田太一

写真自体がすでに「現在アート」なんだ――荒木経惟

飾らなくていいんだ、と気持ちが楽になるんです――平田俊子

僕も知らない世界に、読者と一緒に入っていく――道尾秀介

人生に刻まれたものを写しとっちゃうから怖い――田口ランディ

変なものだらけの今も時代が動いている――青木 茂

目礼できない本ってだめです――堀江敏幸

必要なのは「ご飯を食べた?」のような言葉――池澤夏樹

雷鳴――あとがきにかえて――山岡淳一郎


◎プロフィール



―鬼海弘雄(きかい ひろお)―

1945年、山形県生まれ。写真家。人間の内奥を写し撮る作品の数々が、日本にとどまらず世界各国で大きな称賛を得ている。代表作に、市井の人々の姿を写した『PERSONA』(草思社、土門拳賞)、『PERSONA 最終章』(筑摩書房)、東京の風景を切り取った『東京迷路』(小学館)、『東京ポートレイト』(クレヴィス)、幾度も訪れ、歩いて撮った『INDIA』(みすず書房)、『アナトリア』『India 1979―2016』(ともにクレヴィス)など。写文集に『誰をも少し好きになる日』(文藝春秋)、『靴底の減りかた』(筑摩書房)などがある。

ホームページ:https://hiroh-kikai.jimdofree.com/

―山岡淳一郎(やまおか じゅんいちろう)―

1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」を共通テーマに近現代史、政治、経済、医療、建築などの作品を発表し続ける。著書は『神になりたかった男 徳田虎雄』(平凡社)、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』(草思社)ほか多数。『生きのびるマンション』(岩波新書)を近刊予定。一般社団法人デモクラシータイムス同人。


内容説明

鬼才・キカイヒロオが、第一線で活躍する創作者たちと、ジャンルを超えて縦横に語り合う。

目次

大半の人生は「受け身」だと思うんです(山田太一)
写真自体がすでに「現在アート」なんだ(荒木経惟)
飾らなくていいんだ、と気持ちが楽になるんです(平田俊子)
僕も知らない世界に、読者と一緒に入っていく(道尾秀介)
人生に刻まれたものを写しとっちゃうから怖い(田口ランディ)
変なものだらけの今も時代が動いている(青木茂)
目礼できない本ってだめです(堀江敏幸)
必要なのは「ご飯を食べた?」のような言葉(池澤夏樹)

著者等紹介

鬼海弘雄[キカイヒロオ]
1945年、山形県生まれ。写真家。人間の内奥を写し撮る作品の数々が、日本にとどまらず世界各国で大きな称賛を得ている。代表作に、市井の人々の姿を写した『PERSONA』(草思社、土門拳賞)など

山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」を共通テーマに近現代史、政治、経済、医療、建築などの作品を発表し続ける。一般社団法人デモクラシータイムス同人。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiha

32
カメラマン鬼海弘雄の対話集。その相手は、アラーキーこと荒木経惟、気になる詩人平田俊子、8作も読んでいた道尾秀介、3作しか読んでいない池澤夏樹、お名前すら存じ上げていなかった青木茂(リファイニング建築)など。表現について語られている箇所に興味を持った。「現代人は文化を鑑賞するときに、わかるかどうかの一点で正しさに結び付けがち」という鬼海弘雄の言葉にうなずく。絵も写真も小説も、自分の中に何かがうごめくまで付き合わなければと思った。対話の合間に既読の『東京ポートレイト』『アナトリア』の写真が挟み込まれていた。2019/11/29

プル

29
作家 堀江さんを目当てで読んだけれど、どれも面白かった。成熟している大人が発する言葉は気持ちがいい。正義を定規で測れると思う余裕のない今の日本の中のアメリカナイズされた世界観は、そもそも未熟が前提だから、それを丸っと日本に持ち込むのに違和感がある。それらを私は上手く表現出来ないけれど、この本ではその事にも触れてくれているような気がする。堀江さんが写る写真を初めて見た。堀江さんの文章や雰囲気が写真に現れている。写真家 鬼海(キカイ)さんの写真をこの本で見ることはできるけれど、せめて写真集で観てみたいな。2019/08/21

チェアー

14
面白かったのは平田俊子さんとの対談。ことばは映像的であって、映像が言語的であって。寂しさを知らないと表現なんてできないよねえ、と二人でうなづいていたのが印象的。結局表現は自分なのだ。鬼海さんの語り口が彷彿としてよかった。アルメニアの写真集見たくなった。2019/09/17

Tenouji

13
基本的には、構図と白黒の陰影が、その被写体の多くを語るんだろうね。浅草の磁場の話しをしているの印象的かな。2019/10/03

ありんこ

4
平田俊子さんのエッセイに鬼海さんのことが書かれていたので、読んでみました。鬼海さんの写真は初めて見ましたが、タイトルのつけ方も独特で、印象に残ります。写真集も見てみたくなりました。堀江さんとの対談で、文章には景色があるという言葉があり、素敵だなあと思いました。写真も文章も向こう側を想像することが必要なんですね。2021/09/23

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