文化としてのシンフォニー〈2〉19世紀中頃から世紀末まで

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582219654
  • NDC分類 764.31
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ブラームス、ブルックナーで頂点を迎えたシンフォニーはやがて解体へと向かう。ポスト・ベートーヴェン時代のシンフォニーの行方。

内容説明

言語とナショナリティを超えてユニヴァーサルな「絶対音楽」へと昇りつめたシンフォニー文化の臨界点。様式を超えた精神のモニュメントへ。なぜシンフォニーがヨーロッパ音楽生活の中核を占めるようになったのか、創作と受容とそれを支える文化装置へと分析の枠を大きく広げ、西洋音楽史そのものへの脱構築を迫る新しい音楽文化史論の第2弾。

目次

第3部 一九世紀のシンフォニー・その2(一八四八/四九年革命までの時期の新しい胎動;メンデルスゾーン/シューマンの精神的息子たち;ドイツ・シンフォニーの二つの頂点―ブラームスとブルックナー;ナショナル・シンフォニーの展開;一九世紀終盤のフランスにおけるシンフォニー;シンフォニー文化の重要問題;世紀末ドイツ―マーラーとR.シュトラウス)

著者等紹介

大崎滋生[オオサキシゲミ]
1948年生まれ。現在、桐朋学園大学音楽学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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