出版社内容情報
第一部では「天象・氏族・祭祀」など65のテーマ別に約700字、第二部では「安」から「婁」まで形態素ごとに約1800字をグルーピングし解説。漢字の?がりが見える全く新しい字書!
刊行記念特別定価:本体8
内容説明
白川文字学の締めくくり。第一部では「天象」「祭祀」「言語」「刑罰」「農耕」など65の主題別に約700字、第二部では「安」から「婁」まで277の声符ごとに約1800字をグルーピングし解説。今までにないテーマ別の配列で、漢字の繋がりが一目でわかる、まったく新しい字書。
目次
第1部 百科篇(天象;季節;山岳;江河;方位 ほか)
第2部 転注篇(安;台;矣;委;為 ほか)
著者等紹介
白川静[シラカワシズカ]
1910年、福井県生まれ。小学校卒業後、大阪の法律事務所に住み込みで働きながら夜学へ通う。1943年立命館大学卒業、1954年同大学文学部教授、1981年同大学名誉教授。甲骨文・金文の綿密な読解により、後漢の許慎による文字学の聖典“説文解字”の文字解釈を大きくぬりかえ、「白川文字学」の基層たる“説文新義”を著す。また、古代中国の社会と文化を解明する鍵である西周の青銅器の銘文を考釈、それは国内外に類を見ない金文研究の金字塔“金文通釈”として結実した。その後、自らの字説に基づく字源字書“字統”、日本語と漢字の出会いを探った古語辞典“字訓”、漢和辞典の最高峰“字通”の字書三部作を完成。二〇〇四年には、中国古代文化ならびに東アジア文化研究の発展に対する顕著な貢献を認められ、文化勲章を受章。二〇〇五年、立命館大学白川静記念東洋文学文化研究所の開設とともに、名誉研究所長に就任。二〇〇六年に九六歳で没する直前まで、東アジアのエスペラントともいうべき漢字の復権と東洋の回復を提唱し続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
roughfractus02