出版社内容情報
日本語と漢字が出会った時、両者はどのように適合していったか? 和訓1,821語の成立について詳しく検討した古語辞典。
字を書く人、字を読む人なら、白川静の三部作、『字統』『字訓』『字通』のうち、少くも『字統』の一冊くらいは座右に置いてほしいと思う。漢字の学は、久しく『説文解字』を最大の典拠とし、二千年近くにわたって、ほとんど進歩らしい進歩がなかったが、二十世紀に入って、大量の古代甲骨文、金文の資料が出て、それをもとに漢字の歴史が書きかわりつつある。それを最も包括的にやりとげ、中国の学者も驚倒させたのが『字統』である.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 304頁、より)
内容説明
記紀・万葉などにみえる基本的な上代語約1800語と、その語の表記に用いられている漢字との対応関係を検証する目的で作られた古語辞典。上代仮名づかいによる五十音順に排列し、語義・関連語・語源説を解説する。和語索引・漢字索引・関連漢字索引・万葉索引を付す。―日本語と漢字の出会いを探る古語辞典。
-
- 和書
- 日本国債入門
-
- 電子書籍
- モラハラ婚 ~夫に洗脳されていた私~(…