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出版社内容情報
平安時代の呪術は当時の最新科学でもあり、また天文道や医術とともに生活の中に深く根づいていた。宗教と呪術、科学の関係、歴史的背景を豊富なビジュアルとともに概説する。
内容説明
物の怪、怨霊、アニミズム、魔除け、宮中祭祀、占星術、加持祈祷、方術、陰陽師、安倍晴明、呪符、天文道、暦道、算道、医道、年中行事―宗教と科学が渾然一体であった貴族社会の精神世界を網羅する。
目次
序章 朝廷公家社会の精神世界
第一章 宗教と信仰
第二章 科学技術との融合
第三章 朝廷の官司
第四章 『年中行事障子』に見られる宗教的行事
第五章 その他の宗教的行事
著者等紹介
八條忠基[ハチジョウタダモト]
綺陽装束研究所主宰。古典文献研究の研鑽だけでなく、「有職故実」の世界をひろく現代人の生活に活用するための活動を続けている。早稲田大学ほか大学・高校・図書館・神社庁、裏千家学園等での講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
26
古代の日本を描く。 教科書の副読本、資料集のようなスタイル。 一つ一つの項目が短いのと、長期的な視野や、もっと掘り下げて欲しいところが多々ありますが、網羅的にあれこれ知るにはいい本。中国の事例まで遡る記述があり、信頼が置ける。 (朝鮮由来のものもあったはずだがその辺は不明) 今日道教の影響が分かりづらい理由も、記載されている。 朝廷が何かしら不信感を抱いて、公に取り入れることをやめにしたかららしい。 宗教呪術以外の「学」も多数収録。 2026/05/15
於千代
1
豊富な図と写真で描かれる、平安時代以来の「呪術」と「科学」を扱う一冊。平安期の関連書はある程度読んだ自負があったが、知らないことが多く、改めて認識を改めさせられた。個人的に印象的だったのは、平安期にはすでに十二星座が伝わっていた点。西洋由来のものと考えていたが、双魚宮や白羊宮といった名称が既に用いられていたことに驚かされた。2026/05/17
skr-shower
1
パラパラと。陰陽道・道教・神道・仏教、呪術から宮中の有職故実まで。古文か日本史の副読本か、アジアないせかいものを書く資料か、どういった人が購買層なのか気になる…2026/04/07
にゃお
0
「有職装束大全」を書いた人と一緒だった。併せて食文化の本も購入。10代の頃に平安時代の陰陽師ものラノベや漫画にハマってたから、その時に手元にあったら痒いところに手が届いて、もっと平安時代に浸れただろうなと思った。もちろん今でも十分楽しめます。2026/03/16
らすた
0
流し読みでしたが、なかなか良い本でした。 仏教と神道ばかりでなく、日本のさまざまな呪術的なものを余さず取り上げる感じです。類書はあまり無いのではないでしょうか。2026/03/12
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