出版社内容情報
日本人は、どこからきて、どんな顔をしていて、どんなくらしをして、どうやって現在にいたったのか。約3万8000年前に日本列島に住みはじめた日本人の祖先がたどってきた道のりを、科学的な視点で学ぶ図鑑。各地の遺跡や出土した人骨・遺物の写真、復元図などを多数掲載しているほか、最前線で発掘調査や研究にたずさわる5人の研究者のインタビューも収録する。はるか遠い時代の日本人を子どもたちが身近に感じられる1冊。
内容説明
日本列島に人が住むようになったのは、3万8000年くらい前のこと。むかしの日本人はどんなすがたをして、どんなくらしをしていたのでしょう。長年つづけられている調査や、科学技術の発展によって、新たな事実があきらかになっています。この本では、はるかむかしから現在にいたるまで、日本人がどのように変化してきたのか、最新の情報もまじえてご紹介します。
目次
日本にもゾウやマンモスがいた
旧石器時代の人びとのくらし
旧石器時代の人びとの道具
旧石器時代の人びとのすがた
おもな旧石器時代の遺跡
ホモ・サピエンスの広がり
人類のはじまりはアフリカ
人類の進化
人類のなかまファイル
縄文時代の人びとのくらし
縄文時代の人びとの道具
縄文時代の人びとのすがた
縄文土器のいろいろ
土偶のいろいろ
おもな縄文時代の遺跡
弥生時代の人びとのくらし
弥生時代の人びとの道具
弥生時代の人びとの食べもの
弥生時代の人びとのすがた
日本人のなりたち〔ほか〕
著者等紹介
秋道智彌[アキミチトモヤ]
1946年京都府生まれ。国立民族学博物館部長、総合地球環境学研究所副所長を経て、現職は山梨県立富士山世界遺産センター所長。東京大学理学系大学院人類学博士課程修了(理学博士)。専門は生態人類学。おもな調査研究地域は、日本、東南アジア、オセアニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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