出版社内容情報
動物や昆虫の家に遊びにいってみたいと思ったことはありますか? この絵本はそんな夢をかなえてくれます。主人公のぼくが、2匹のネコをおともに、クモ、アリ、モグラ、コウモリ、トカゲ、カエル、アメンボ、ドジョウ、チョウ、ハチ、リス、カラスの家をたずねます。左ページは実際の生きものの家、右ページは空想でその家に住んでみたところ。リアルとファンタジーを行き来しながら生きものと仲よくなれる1冊です。
内容説明
ぼくが家の絵をかくと、12の生きものがやってきて家にしょうたいしてくれます。2ひきのネコといっしょに、みんなの家を順番にたずねます。クモ、アリ、モグラ、コウモリ、トカゲ、カエル、アメンボ、ドジョウ、チョウ、ハチ、リス、カラス。それぞれどんな家にすんでいるのでしょう。左ページはじっさいの生きものの「家」。右ページはその家に「ぼくが住んだら…」と空想が広がっていきます。リアルとファンタジーの世界を行き来しながら、生きものたちと出会えます。
著者等紹介
藤原ヒロコ[フジワラヒロコ]
1972年、大阪府生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。パレットクラブでイラストを、あとさき塾で絵本を学ぶ。書籍、雑誌の挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
ぼくの家の絵を見た友だちの生き物たちがこぞって自分の家を見せてくれた。暮らし方の違いで本当に多種多様で面白い家ばかり。ぼくは、ぼくの近くでそんなふうに暮らしている生き物たちに親近感を抱く。みんな自分の家が自慢で、ちゃんと手入れをして暮らしている。だからぼくは大きな大きな紙に、「ぼくたちの家」を描いたんだ‼︎2025/08/15
たくさん
1
僕の家でもって自分のことを語るのならたやすいけれど、ぼくたちという風にいろんな虫や動物の生活に家を自分だったらって当てはめていく共感力が試されるなあ。妙に本格的に空想がのめりこんでいるし、いろんなかもしれないがある意味リアルにも近づけたいという意欲と情熱がありました。2025/06/27