出版社内容情報
【あらすじ】
「理人、最後に伝えておきます」
祖母の節さんがぼくに託した、中身のわからない封筒。
節さんが伝えたかったことは何? そもそも、節さんってどんな人だった?
疑問を抱えながら、ぼくは「苦手なあいつ」とドイツへ向かうことになった。
光あふれる異国のクリスマスマーケットで、ぼくが得たものは……。
【目次】
内容説明
「理人、最後に伝えておきます」祖母の節さんがぼくに託した、中身のわからない封筒。節さんが伝えたかったことは何?そもそも、節さんってどんな人だった?疑問を抱えながら、ぼくは「苦手なあいつ」とドイツへ向かうことになった。光あふれる異国のクリスマスマーケットで、ぼくが得たものは…。
著者等紹介
イノウエミホコ[イノウエミホコ]
愛知県に生まれる。『学習塾グリーンドア 生徒が生徒を募集中!?』(ポプラ社)でデビュー。「季節風」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
31
中学受験の勉強真っ只中の理人くん。大好きだった祖母節さんのご利益ある写真を取り返しに、はるばるドイツへ!旅のお供は親戚で大学生のマサムネくん。こましゃくれた態度で旅先でも勉強したり、イレギュラー対応にすぐイライラするが、現地で自分の英語を通じると喜びのあまりマサムネくんとハイタッチをするところ、微笑ましい。ケルン大聖堂やヘルマン・ヘッセゆかりのマウルブロン修道院、そして魅力たっぷりのミュンヘン観光を挟み、レイさんとの交流の果てに頑なだった理人くんに成長の兆しが伺えるラストは爽やかな読後感をもたらす。2026/05/10
りらこ
28
課題図書高学年の部。リヒトが私の生徒としていたら、合わない子だ、と勉強のみのお付き合いになるところだ。正しいことを行いたい気持ちが強く視野が狭い。これで国語どうやって得点するん?大好きだった祖母が亡くなり、遺言的に受け取った白い封筒。これを渡しにドイツまで。同行の親戚大学生マサムネ。この本を小学生に読ませるとしたら、理人は周りの意見と自分の意見が違うことに、最初どうだったか、ラストはどうなったか、を読み比べて何があったのか、自分ならどうか?あたりか。祖母の節さんは、理人をどう導きたかったのかな。2026/05/23
雪丸 風人
17
旅、したくなるな~。主人公は中学受験を控えた六年生。四角四面な彼が、自由過ぎる叔父に伴われた異国の珍道中で、未知の体験を重ねます。本当の目的を隠して邁進する少年の頼もしいこと!苦手な相手のことを知ることで心の風向きが変わるところも好印象ですよ。正直、始めはクール過ぎていけ好かない子ってイメージでしたが、旅と出会いを通じてグングンいい方向へ伸びましたね。とぼけキャラの叔父が大事な場面でグッとくることを言うのも素敵でした。心を豊かにしたり、癒したりしてくれる一冊だと思います。(対象年齢は11歳以上かな?)2026/02/28
joyjoy
13
人に興味を持つ、とは。「食べものを知ればそこに暮らす人たちが見える」が自論だというマサムネ。ちょうど昨日読んだ本に「世界の人びとを理解し交流するはじめの一歩は、食文化を理解すること。まず「どんな料理を食べているの?」からはじめましょう」とあったので、つながりを見つけて嬉しかった。食もその土地の気候、風土、歴史、宗教など、様々な要素が関わっている。ひとも、見えている一面だけでなく、いろんな角度から知っていけるといいね。しかし、せっかくのドイツへの旅、理人ももっと素直に楽しめばいいのにと、ちょっと残念だった。2026/05/16
どら母 学校図書館を考える
12
読書感想文コンクール課題図書 「男子弁当部」の作家さん。 ほとんどの背景がドイツ。ちょっとご複雑な人間関係。読めるか?子どもたち。2026/04/25




