出版社内容情報
ぼくのとなりの家には、102さいのおばあちゃんが一人で住んでいる。おばあちゃんの家に遊びに行くと、「ようきたね」とうれしそう。おばあちゃんから、子どものときの話を聞いたり、ハーモニカを吹いてもらったり、一緒にテレビを見たりする。ぼくとおばあちゃんは友だちです。
【目次】
著者等紹介
松田もとこ[マツダモトコ]
1948年、広島県生まれ。「まつたけ文庫」を運営。『おばあちゃんがいるといいのにな』(ポプラ社)で、日本絵本賞、けんぶち絵本大賞を受賞
菅野由貴子[カンノユキコ]
神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さぁとなつ
17
2025.10.30第一刷 図書館に入ったところに立ててあったので手にとる “ぼく”(小学校中学年くらい?)と102歳の隣のおばあちゃんの話 “ぼく”は本当のおばあちゃんが1年前に死んでしまい、そのおばあちゃんの仲良しだった102歳のおばあちゃんと話すようになる ひょっとして“ぼく”は本当のおばあちゃんとはあまり話をしてこなかったのかな おばあちゃんが亡くなってから親が相続で家をもらい、引っ越してきたのかな …などと想像するのは、現実的なわたしの悪い癖 年の差を超えて居心地が良いのはとてもいいなと思う2025/11/26
あさみ
13
ぼくのおばあちゃんと仲良しだった隣のおばあちゃんは102歳!隣のおばあちゃんと遊んで来たら?と言われて、ぼくはよくおばあちゃんの家に。「ようきたね」ってセリフがあってなんだか懐かしい気分になりました。いつまでも元気でいて欲しいね。孫というかひ孫のようなぼくも、おばあちゃんと仲良しでいて欲しいなと思いながら読み聞かせしました。次男も祖母が大好きなのでニコニコ聞いてくれました。2025/11/22
anne@灯れ松明の火
5
新着棚で。敬老会に良さそうと借りてきた。「ぼく」の隣の家には、102歳のおばあちゃんが一人で住んでいる。「ぼく」のおばあちゃんは去年死んでしまったが、隣のおばあちゃんとは仲良しだった。お母さんに勧められて、隣の家に遊びに行くようになり、すっかり仲良くなったふたり。静かな日常が語られる。途中、戦争の話題も出てきて、考えさせられる。年齢を超えた友達って、いいよね。互いに、互いの話に耳を傾ける、そしてそのいいところを褒めるって、素敵だね。9:50 2025/11/27
たくさん
3
子どもにとって自分の話を聞いてくれて、肯定してくれる人は心強い。友達という概念もギブ&テイクで安心をもらって楽しい心意気を分けてあげる。こういうどちらもがいいものを得られる関係っていいですね。2025/11/21
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