出版社内容情報
小学校に入学して、今日が初めての給食のそらくん。だけど、そらくんには食べもののアレルギーと苦手な食べものがあります。そらくんは給食が始まる前に、給食のトレーがブルー・ピンク・グリーンに分かれている理由を学びました。そらくんが安心して給食をたべられるように、どんな工夫がされているのでしょうか? 食べものアレルギーに関する解説やエピペンの使い方を収録。
内容説明
ぼくの給食は、ちょっとちがうんだ。それはね…、
著者等紹介
竹内早希子[タケウチサキコ]
神奈川県出身。食品流通会社で品質管理に従事
木村いこ[キムライコ]
奈良県出身。イラストレーター、漫画家を生業とし、立体作品等も発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
14
給食におけるアレルギー対応の様子を描いた絵本。そらくんは小麦アレルギーのため、米粉パンを持参し、学校では小麦を使わないシチューの代替食で対応。勤務校も多種多様なアレルギーに対応して給食が作られている。代替食で対応しているが、それが難しい時は本人が代替食を持参することになっている。トレーや食器も色が違う。給食がみんなにとって楽しい時間になるといいよね。間違っても命を失うことにならないように。巻末にはエピペンの使い方など。〈2024/文研出版〉2024/08/09
そうさん
6
10歳。一人読み。アレルギーのある子に対しての給食対応を知ることが出来る。調布市での悲しい事故をきっかけとして調布市ではアレルギー対応に力を入れているらしい。給食室にきちんとアレルギー対応室まであるのは素晴らしい。それが普通なのかは給食センターでの給食だった私にはわからないが今はそういったところが多いのかも知れない。アレルギーのある子の給食トレイの色を分け、校長先生がきちんと中身を確認してくれるのはアレルギーのある子をもつ親としてはかなり安心できる対応だろうと思う。2024/11/02
奏
4
小学一年生のそらくん。初めての給食の日、小麦アレルギーのそらくんは、米粉パンを持って学校に行きます。みんなが大好きな給食。アレルギーのある子どもたちも給食を安心して、楽しく食べることができるようにいろんな工夫がされています。10年前に給食による死亡事故が起こってしまった調布市の取り組みを紹介しながら、アレルギーについて子どもたちにもわかりやすく説明している。安全、安心の給食を提供するためには、様々な工夫とまわりの理解が必要。2024/10/17
NOYUKI
1
アレルギーのあるお子さんが増えてる昨今、必要な絵本だなあと思う。命に関わる大切なことだから、みんなが知ってないと意味がないよね。うん。2024/12/01
Heart
1
給食とアレルギーの事が詳しく分かりやすく説明されていて、とても良かったです。2024/10/07
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