出版社内容情報
とびらをしめたお風呂場で、せっけんあわだち動き出す。ぬぅ~んと窓から飛び出たら、あとは気ままに空の旅。いろんな形にかわっていたら、かみなりバシーンと鳴り響き――。ぐーんと想像がふくらんでいく、「せっけんの時間(アワー)」へようこそ!
内容説明
とびらをしめたらむくむくむくむくせっけんあわだちうごきだす!
著者等紹介
かねこまき[カネコマキ]
埼玉県出身。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。絵画教室ルカノーズで美術を教える傍ら、キルタースペース絵本勉強会、あとさき塾などを絵本創作を学び、現在に至る。2017年ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞をきっかけに、2019年『ちゃのまのおざぶとん』(アリス館)で絵本作家デビュー。2021年発刊の『めんぼうズ』(アリス館)は、第6回未来屋えほん大賞入賞、第14回ようちえん絵本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
37
著者初読み。お風呂場にある石鹸が泡立ち動き出し、窓を飛び出し外の世界へ。空を漂いあんな形やこんな形へ。奇想天外なストーリだけど泡のフワフワ感がいい。著者は『めんぼうズ』の方。2024/03/30
遠い日
3
かねこまきさん、やっぱり独特の世界観です。お風呂の石鹸の泡の動きが自在で、どこまで行くのかとつい気をそそられます。オノマトペのみで進むお話とも言えないお話ですが、最後なんだかすごいことになっています。2024/04/26
たくさん
0
せっけんアワーのアワーは泡なんだろうし、延々オノマトペが続くので読み聞かせが難しく一人で読むほうがいいタイプなのかな。私がなくしものをしたりしてもこういうに銅像になっていたりするんだったらいいなってなくしたものを想います。2024/04/17