出版社内容情報
誰でも知っている植物の根っこ。しかしその生態や役割、人々の生活との関わりなどについてはほとんど知られていない。その根っこについて、根研究学会の先生たちが、Q&A形式でわかりやすく解説するシリーズです。第2巻でのテーマは「おいしい根っこのひみつ」。「あまいミカンの根っこのひみつは?」「落花生は根っこじゃないの?」など、子どもたちからの質問についてわかりやすく解説をしています。自然に対する探究心を育む一冊です。
目次
1 根っこはおいしいの?(ニンジンにはいろいろな色があるの?;ジャガイモはどうやってできるの?;サツマイモを食べるとおならが出るの?;ダイコンはあまいの?からいの?;外国ではゴボウを食べないの?;サトイモはどこを食べているの?;レンコンはどうしてあながあいているの?;ラッカセイは根っこじゃないの?;食べてはいけない根っこがあるの?)
2 根っこを食べているってほんとう?(カブ、それともダイコン?どっちなの?;さとうになる根っこがあるってほんとう?;おなかの調子がよくなるイモがあるの?;なべ料理に使う根っこがあるの?;「桜島大根」はどこまで大きくなるの?;ワサビは根っこを食べているの?;マツタケはマツ林でできるの?)
3 根っこの力が使われている(おいしい野菜ができる根っこがあるの?;あまいミカンの根っこのひみつは?;果物にはいろんな根っこがあるの?;おいしい実ができる根っこってなに?)
著者等紹介
中野明正[ナカノアキマサ]
1968年山口県出身。1992年京都大学大学院修了、2001年農学博士(名古屋大学)。農林水産省農業環境技術研究所、野菜茶業試験場、農研機構等で園芸作物の生産技術に関する研究に従事。その間、農林水産省農林水産技術会議事務局等に勤務。2020年千葉大学学術研究・イノベーション推進機構を経て、2023年より千葉大学大学院教授。根研究学会会長(2022~2023年)
小泉光久[コイズミミツヒサ]
國學院大學経済学部卒業。団体職員を経て制作・執筆業にたずさわる。著書『根っこの絵本』(大月書店、第19回学校図書館出版賞受賞)、『おいしく安心な食と農業(全5巻)』(文研出版)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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