出版社内容情報
家にあるいろんなものが、まわしをつけて大相撲の力士となって対戦する。まずは、ほうちょう(台所部屋)とかさ(玄関部屋)の取り組み。勝つのはどっち? 決まり手は? 迫力満点のナンセンス絵本。こんな大相撲見てみたい!
著者等紹介
二宮由紀子[ニノミヤユキコ]
1955年、大阪府生まれ。「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文溪堂)で赤い鳥文学賞、『クリスマスはきみといっしょに』(BL出版)で産経児童出版文化賞、『ものすごくおおきなプリンのうえで』で日本絵本賞大賞などを受賞
あおきひろえ[アオキヒロエ]
1963年、愛知県生まれ。『花見べんとう』(文研出版)、『ひえひえひんやりツアー』(あかね書房)などの児童書作品多数。落語好きが高じて、自宅を寄席小屋にした『ツギハギ荘』の席亭を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。家にあるものが、力士になって対戦。まずは、ほうちょう(台所部屋)とかさ(玄関部屋)の取り組み。言葉遊びもからめて、楽しい。あおきひろえさんの絵がかわいくて、楽しさを倍増している。2022/09/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
家の中のモノたちによる相撲の取り組み。行司は「おおもり ごはんのすけ」呼び出しは「インターホン」←これで笑ってしまいました。 技も詳しいことながら、勝負審判がパンなのも最後の方で分かり笑いました。2022/03/02
遠い日
9
おうちの中のいろんなものたちが、力士になって土俵に上がる。二宮由紀子さんらしいシャレの効いたテキストは、子どもたちには上級編ではないかしら。包丁とカッターにはどきりとしますが、これでなければならなかった意味がちゃんとあるので、納得。相撲の取り組みの決まり手やら動作の解説も本格的。家の中にはたくさんの「部屋」があるのにも、くすり。消しゴム、わろたわ。緊張したんか?2022/02/06
きっちんきりん
5
表紙のゆるさにくらべ、相撲のつっこんだ表現が満載。 相撲に詳しくないので、「すもうのずかん」読んでなかったら分からないことだらけかも。 相撲の知識のステップアップとしてはいいかも!? 相撲、見に行きたいのですが、高すぎてなかなか踏み出せません。 いつか行きたいな〜。2023/08/20
しい
2
本格的な言葉もたくさんでてきます2021/12/27