内容説明
つるが舞踏会の招待状を書きました。さて、夜がきて…。うしろからもまえからもよめるかいぶんえほん。
著者等紹介
林木林[ハヤシキリン]
山口県生まれ。詩人、絵本作家、創作言葉遊び作家。詩情溢れる視点で多彩な作品を手がける。絵本に『ひだまり』(光村教育図書/産経児童出版文化賞産経新聞社賞)など多数
岡本よしろう[オカモトヨシロウ]
山口県生まれ。武蔵野美術大学油絵科を卒業する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
55
読友さんの感想を読んで。私がこれまで抱いていた林木林さんのイメージとは全く違う感じの絵本だった。回文に乗って舞踏会の主役の座をつるからトマトが奪ったかのような展開、そして最後はまたつるに主役がもどる。トマトの城の奇妙奇天烈舞踏会?2024/04/17
ヒラP@ehon.gohon
31
ツルがワルツを踊りだすところから、ツルのお相手、他の組合せ、滑るように舞踏会が始まります。 音楽的な回文絵本です。 増えた踊り手が次第に姿を笥して、最後はまたツルひとりで踊り終えるところが見事でした。 いろんな回文を集めるのではなく、メロディアスにまとめたところに技アリでした。2024/04/10
anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。林さんの言葉遊びに惹かれて。タイトルからわかるけれど、上から読んでも下から読んでも「つるわるつ」。つまり回文絵本。トマトを使った力業の回文もあったけれど(笑) 岡本よしろうさんの絵も面白い。岡本さん「生きる」のイメージがあったけれど、こういう絵も楽しいな。2024/04/07
ケ・セラ・セラ
21
「つるわるつ」から始まりどんどん増えていく、前からでも後ろからでも読める回文。寝る前に読んだら夢に出てきそうな押しの強さ迫力。トマト、怖いよぉ。2024/05/03
リコリス
18
「まえからもうしろからもよめるかいぶんえほん」これを読んだ子供達も自分で考えて作りたくなりそう。2025/05/11