内容説明
「だれ一人取り残さない社会」(国連の目標SDGsの理念)はどのようにすれば実現できるのか。そのために生協はいかなる貢献ができ、そしてどう変わらなければならないのか。
目次
社会の変容と協同の社会システム
第1部 新しい生協像への視座(地域社会の当事者性を創る―生協が拓くコミュニケーションの役割;「他者志向的事業体」として生協を見直す;地域福祉型生協の展開と可能性―協同組合は社会運動を担えるのか;「持続可能な消費」によるフェアトレード;格差社会における生協事業―生協は変わる社会と消費にどう向き合うか;時代の要請に応える生協運動への期待と提言)
第2部 東海における生協の今(「愛知の生協のグランドデザイン」から未来を考える;“身近な”協同(協働)によるまちづくりをめざして
組織の変化と今後の生協のあり方
生協運動に夢とロマンを
「地域・社会的生活協同組合」をめざして)
補論 協同組合と文化―「協同組合の文化」考
著者等紹介
小木曽洋司[オギソヨウシ]
中京大学現代社会学部教授。地域社会学
向井清史[ムカイキヨシ]
名古屋市立大学大学院経済学研究科特任教授。非営利経済論、地域政策
兼子厚之[カネコアツユキ]
元地域と協同の研究センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。