感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
49
令和3年度低学年課題図書。小学1年生のたくまは、学校が大好き!特に給食は好きな時間のひとつだが、唯一苦手ななすびのせいで…。無理に食べなくてもいい、“そのとき”はきっと来るから。おじいちゃんの言葉に励まされ少しずつ近づく“そのとき”を実感し自信を取り戻す。一生懸命苦手を克服しようとするたくまくんの姿勢が素晴らしいのと、焦らず“そのとき”を待つおおらかさは大人にも必要かなと思いました。嫌いなものに悩む低学年さんは、感想が書きやすいんじゃないかな〰。2021/04/26
ぼりちゃん
38
2021年課題図書(低学年)。初めて課題図書にチャレンジ!息子が興味を持たなかったら先に母だけでも読もうと思ってたが、この本に一番先に興味を示していた。パラパラと挿絵を眺め、気になる場面はブツブツひとり読み。その後「これ読んで!」 茄子が嫌いなたくま君。おじいちゃんと過ごすことで、嫌いな食べものとの向き合い方に成長が見られるたくま君のひと夏が描かれている。「僕もナス嫌い〜」え、そうやった?美味しそうな茄子料理が出てくると「僕、ナス好き〜」どっちやの!この日の買い物で茄子をねだった息子でした。 6歳2021/05/09
どら母 学校図書館を考える
26
妙に面白い。 よくわかる。 好き嫌いで悩む子どもに。大人にも。2020/09/17
ケ・セラ・セラ
25
野菜が育つ様子や料理の行程を見たり手伝ったり、あるいは友だちや周りの人が美味しそうに食べているのを見たり。苦手な物が食べられるようになるきっかけはいろいろ。無理強いしないでこんなふうにゆったりかまえて、いつか〈そのとき〉がくるのを待ったほうがいいのかもしれませんね。おじいちゃんの接し方がとてもいい。一歩ずつ〈そのとき〉に近づいていくというのもいい。夏休みにぴったり。私もピーマン苦手だったなぁ。2021/07/02
shiho♪
25
嫌いなものもいつかきっと、そのときがくる。今でこそ、給食なども無理強いはしないのが基本ですが、私が子どもの頃はそうではなかったのを思い出します😞一人残され給食を食べてた苦い思い出…。 特におじいちゃんやおばあちゃん世代って、残すのはもったいないとか、大きくなれないよって言いがちだけど、たくまの祖父母はとってもおおらか。「待つ」姿勢。食育だけじゃなく、子育て全般にも「いつかできるようになるよ」って姿勢が大事ですね。私もガミガミ言わずそのときを待とう。2021/06/03
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