内容説明
ゆいはしろうくんの筆箱から小さな空が出てくるのを見つけが、それは空ではなくチョウのさなぎが付いたキャベツの葉だった。しろうくんから、筆箱でチョウのサナギを飼っていることを打ち明けられ…。第5回児童ペン賞童話賞受賞、第30回ひろすけ童話賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
43
児童書、低学年(1年生)向き。しろうくんはふでばこをもっているけど「今は使わない」という。ゆいはいつもしろうくんに鉛筆を貸すけど、今日に限って忘れてしまった。ゆいは、しろうくんのふでばこの秘密を知る。▽可愛らしい低学年むけの物語。2019/07/03
ねこ
4
小さな空、見てみたい♪2019/07/24
とりじまカラス
2
なぜか筆箱を使おうとしない、隣の席の男の子。 いったい筆箱にはどんな秘密が隠されているのか……という導入から始まるお話。 謎とその答えが入れ代わりに書かれているので、続きが気になりついページをめくってしまいます。 物語としての構成が大変上手いという印象でした。 短い中に淡い恋心や過去への後悔、成長がテンポよく描かれている点もよかったです。2020/06/07
Kevin
0
東s32021/02/27