内容説明
十七世紀のオランダにタイムスリップしてしまった理査は、不思議な術を使うおばあさんらと出会う。そこでは魔女裁判が行われ、魔女秤で魔女と判断されると、火あぶりの刑になってしまうという。理査と同じオーラをもつ少女アリーナを、火あぶりの刑から救い出し、理査は元の時代にもどることができるのか。タイムリミットは六時間しかない。
著者等紹介
樹葉[タツキヨウ]
神戸市に生まれる。神戸女学院大学卒。結婚後、夫の仕事の関係で、オランダ、ハンガリー、イギリスと10年あまりヨーロッパに在住。各種コンクールなどで児童文学作品を発表し、多数受賞している。児童文学の会「花」同人。日本児童文学者協会会員。『魔女裁判の秘密』が単行本デビュー作となる
北見葉胡[キタミヨウコ]
鎌倉市に生まれる。武蔵野美術短期大学卒。ボローニャ国際絵本原画展で2度入選、『ルウとリンデン旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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花林糖
12
(図書館本)オランダ・ロッテムダムに住む14歳の梨沙が17世紀へタイムスリップし、魔女裁判にかけられる伯爵の娘を助ける物語。児童書だけれど魔女裁判(魔女狩り)について分かり易く◎。オランダのアウデワーターには中世の裁判で使用された魔女秤が当時のまま残っている。(当時は離婚が認められなかったから、夫が妻を魔女だと密告し殺した)2024/11/19
izw
7
魔女裁判の様子は、子ども用に簡単にさらっと描かれているとはいえ、ゾッとする場面もある。現代から持って行った、書いた文字の消えるペン、火がなくても光るペンライト、話した声が残るボイスレコーダーを身に着けた理沙は、1654年にあっては魔女に見えただろう。その時代にいられる6時間での救出劇はスリルがあって面白い。時間を超えて、手紙のやりとりがあり、過去の時代であった少年の生まれ変わりと思われる人にも再開するところで幕。樹葉のデビュー作というが、今後の作品が楽しみだ。2019/05/06
頼ちゃん
6
タイムスリップして魔女裁判にかけられる女性を助けるはなし。魔女裁判という史実に基づいた設定も面白いし、話も単純だけど、面白かった。2020/07/02
つき
6
不思議な力によって、300年前にタイムスリップしたリサ。そこで陰謀によって魔女裁判にかけられようとしている少女を助けることに…。与えられた6時間で少女を助けることができるのか?! 蔓延する病気や政治への不安感から、生贄のように魔女裁判にかけられた人たちを思うと胸が痛い。2019/08/08
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