内容説明
ネコのマウとイヌのバウはなかよしの二人組。去年のクリスマス、二人の家は丘の上からすべり落ち、斜面の途中に止まって傾いてしまいました。このまま冬が終わり、雪が溶けてしまうと、家を丘の上まで引っ張り上げることもできなくなってしまいます。マウは思いついたようにさけびました。「春を止めるよ!」
著者等紹介
パルヴェラ,ティモ[パルヴェラ,ティモ] [Parvela,Timo]
フィンランドの現代児童文学を代表する作家。少年少女向けの絵本や児童書を数多く手がけ、IBBYオナーリスト賞やフィンランディア・ジュニア賞などを受賞し、国内外で評価されている
末延弘子[スエノブヒロコ]
東海大学文学部北欧文学科卒業(フィンランド語・文学専攻)。フィンランド政府奨学金留学生としてタンペレ大学人文学部フィンランド文学専攻修士課程修了。フィンランド文学翻訳家、語学講師として活躍中。2007年度フィンランド政府外国人翻訳家賞受賞
矢島眞澄[ヤジママスミ]
東京に生まれる。広告代理店を経て、イラストレーターになる。テレビCM、ポスター、雑誌などのイラストレーションを制作するかたわら、児童書のさし絵、創作絵本を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。