内容説明
すみれの母の妹・愛美おばさんは有名な作家で、文章を書くのが好きなすみれにとって、あこがれの的。そのむすめのらんは、すみれのクラスメイト。らんは、学校で自分の母親のじまん話ばかりしている。そのたびに、すみれの母親のことまでが話題にのぼり、すみれはとても不ゆかい。すみれは、クラスでの最近のらんがうとましく、いとこどうしで反目し合っている。そんなおり、すみれは、らんの家に一週間いそうろうするはめに…。母親たちの生き方を見つめながら考え、自分の夢に向かって歩みはじめようとする女の子たちのすがたが印象的!小学中級から。
著者等紹介
新井けいこ[アライケイコ]
東京都に生まれる。短大卒業後、はたらきながら執筆活動をし、1994年に『キャンバスには家族の絵を』(文研出版)で出版デビューする。その他の作品に、『夢通りふれあい祭り』『オー!まきばのなかま』(ともに文研出版)がある。現在、幼稚園に通うふたりの子どもの育児に奮闘中。神奈川県相模原市在住
新野めぐみ[シンノメグミ]
大阪府に生まれる。’89・’91・’97年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。’91年ボローニャ国際ユニセフグリーティングカード原画展入選。’91年テヘラン・イラストレーション・ビエンナーレ入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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