目次
1 歩いてはかった3万9000km―地形をはかる
2 地面の動きをはかるGPS衛星―地球上の正確な位置をはかる
3 宇宙からの電波でとらえた6cmの動き―プレートの移動をはかる
4 重力異常で予知した火山の陥没―重力をはかる
5 太陽の光と影ではかった地球―地球の大きさをはかる
6 天文単位は1億5000万km―月・太陽までの距離をはかる
7 宇宙のはてにかける“距離のはしご”―星や銀河までの距離をはかる
8 46億年前の石が語る地球の誕生―地球の年齢をはかる
著者等紹介
滝上豊[タキガミユタカ]
1954(昭和29)年群馬県生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒業。同大学院理学系研究科博士課程修了。岩石の年代測定(40Ar‐39Ar法)が専門。海洋底の火山岩、日本の変成岩、火山岩、隕石などの年代測定の研究を経て、現在は南極大陸、インド大陸、ネパールの火山岩、変成岩の年代測定を通して、ゴンドワナ大陸などの20億年前のテクトニクスを研究している。また、最近、小学生の理科教育に関心があり、小学校、保育園や地域の図書館での科学教室なども行っている。1988(昭和63)年より群馬県太田市の関東学園大学に勤務し、物理学、数学、自然科学概論などの一般教育科目を担当している。理学博士。日本火山学会、日本地球化学会、物理教育学会、物理教育研究会、ゴンドワナ研究会の会員
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