内容説明
クリストファー、カレン、ミッチー、レイチェル、ジャスミン…。子どもたちは、一日、自分たちだけで授業をやろうと考えました―。小学5年生以上。
著者等紹介
はらるい[ハラルイ]
下関市生まれ。浦和市在住。梅花学園短期大学英語科卒業。英会話講師として子どもたちを教えながら、英米語圏の本を翻訳紹介をする。主な訳書に『サタンの鏡』(近代文芸社)などがある
フレッチャー,ラルフ[Fletcher,Ralph]
アメリカの作家。アラバマ州に家族と住む。ダートマス大学で文学士号を、コロンビア大学で文芸修士号をとる。子どもむけ、大人むけの本を執筆するかたわら、教育コンサルタントとして内外で講演する。また、教師に作文指導法を教えている。主な作品に「いちじくプリン」「スパイダーボーイ」などがある
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感想・レビュー
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きのりん
1
再読。 小学校のとき図書室にあった本。 当時は難しくてわからなかったけれど、高校生くらいになって急に思い出してまた読みたくなり必死に探した。 主人公レイチェルはとある事件をきっかけに声をなくしてしまう(黙秘権)。 レイチェルが喋らなくなったことに好奇の目を向ける者もいれば、逃げていると責める者、ただ優しく見守る者、気がすむまで付き合ってくれそうな頼もしい友人もいる。 そんななか、担任の先生が休みで、手違いで代わりの先生も来ない「生徒だけで運営する1日」を生徒はどう過ごすのか? 考えさせられると思います。2015/05/06