出版社内容情報
ベストセラー『にんげんだもの』に続き、人間本来のありようを詩と書でまとめた一冊。生きていくうえでいちばん大事なのは自分自身の感動であると著者はいう。
はじめに
1章 出逢い
出逢い、そして自分の番/絶対の人との出逢い/出逢い/おれが悪かった/
眼と心
2章 感動
お母さんの感動が/随喜/あこがれる/神通/お盆はPTA総懺悔の日/
最後の砂糖
3章 自分をみつめる
自分をならう/人さしゆびを自分に向ける/正月の正の字/波紋/
人の心を傷つけない/負ける練習
4章 あるがままに生きる
あたりまえのこと/がまんをするんだよ/やわらかいこころ/本当のやすらぎ/
あたりまえに生きる
5章 毎日がいい日
自分の都合で変わる/叱られて/わが家の薬師如来/縷紅先生/のにとぐち/
背中があったかい
おわりに
内容説明
感動の嵐を呼んで、ただ今、超ベストセラーの『にんげんだもの』。その著者、相田みつをが、心をこめて贈る『にんげんだもの』につづく第2作。
目次
1章 出逢い(絶対の人との出逢い;眼と心 ほか)
2章 感動(お母さんの感動が;あこがれる;お盆はPTA総懴悔の日 ほか)
3章 自分をみつめる(自分をならう;波紋;人の心を傷つけない ほか)
4章 あるがままに生きる(あたりまえのこと;やわらかいこころ;本当のやすらぎ ほか)
5章 毎日がいい日(自分の都合で変わる;わが家の薬師如来;背中があったかい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
5
「にんげんだもの」で高名な相田みつを先生のご著書をようやく読ませてもらった。氏の思想の根源は仏教にあったのですね。どの説話にも「うんうん」と頷きながら拝読しました。私が本著から強く感じたメッセージは「今この瞬間を大切にする」「感動を大切にする」「口だけでなく行動することを本義とする」ということでした。ちなみに、私の名前は「和行」であり、「和を行ずる」と読めます。行ずる、というところが肝心です。「口先だけではなく、一生かけて行じていきたい」そんなことを改めて肝に銘じた次第です。2016/05/07
aoko
3
相田さんは在家の仏教信者だそうで、その教えをもとに自分の人生を生きる、ということを教えてくれる。他人と比較してどう、ではなく、自分の物差しを持つことが大事。世の中は無常で、つまりは一期一会なんだなぁ、と思いながら読んだ。実践できるかどうかは別にして、よい話が詰まっている一冊だった。2023/08/11
さっちぃ
3
みつを美術館で買ってしまった本!みつをさんの思いが細かく綴られているためこの本を選びました。心に効く詩とそれについての想いを知り、共感できたり勉強させられたり、と。仏教のお話もありました。どう生きたらいいか、なかなか答えはみつからないですね2016/02/07
何ひこ
3
詩の説明のようなお話が、たくさん入った本だと思いました。仏法の深くまではいることは今まで無かったのですが、慈悲の類のもののあたたかさを再度確認させられました。みつを先生に憧れております。2012/06/02
深山木 寝子
2
そんな人間に私もなりたい。が沢山書いてありました。 子育てって大変だねと、しみじみ感じる本でした。みつをさんの奥さんもご苦労されただろうなと。 相田みつを詩集は私の人生のバイブルですね。2022/11/04