3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦―図書館員の本当のお話

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24cm
  • 商品コード 9784336056252
  • NDC分類 K010
  • Cコード C8998

出版社内容情報

イラク戦争の最中、3万冊の図書館の本を救ったアリーヤさんと仲間の心温まる物語を、アメリカの人気漫画家スタマティーが描く!

暮らしや大切な文化遺産を一瞬のうちに破壊してしまう戦争。2003年のイラク戦争の最中、図書館の貴重な本に危険が迫る。政府に懇願するも拒否された図書館員のアリーヤさんは、自らの命を危険にしながら近所の人々と3万冊の貴重な本を運び出す大作戦を展開する。心温まる本当の物語をアメリカの人気漫画家スタマティーが描く!

【著者紹介】
1947年、漫画家の両親の一人息子としてニューヨーク・ブルックリンに生まれる。1969年、ニューヨークの美術・建築・工学専門の名門大学クーパー・ユニオンで美術の学位を取得。在学中よりスタマティーの作品は高い評価を得、数々の賞に輝いている。1980年代からは、漫画家、風刺画家、イラストレーターとして、ワシントン・ポスト、タイム、ニューヨーク・タイムズをはじめ多くの新聞・雑誌で政治風刺画、漫画を連載。一方、児童向けの絵本作家としても活躍し、代表作に、ニューヨーク・タイムズをして「常軌を逸した強烈さ――予測不能の大騒ぎ」と評させた絵本『ドーナツなんかいらないよ』(原題Who Needs Donuts?、1973年/2003年再版、邦訳は国書刊行会より刊行予定)など、読者を虜にする味のあるイラストとユニークで時にはブラックなユーモアのなか中に、子供たちへの作者の暖かいメッセージが込められているのがスタマティーの作品の特徴である。

内容説明

『アリーヤさんの大作戦』は、伝説的な活躍を成し遂げたイラクのバスラ中央図書館の主任司書アリーヤ・ムハンマド・バクルさんの実話に基づいています。2003年、イラク戦争の足音がバスラにせまるにつれ、図書館のかけがえのない蔵書が危険にさらされるのではないかというアリーヤさんの心配はつのるばかり。政府への懸命の訴えかけも退けられてしまったアリーヤさんは、ついに自力で本を救出する大作戦に踏み切ります。自分たちの歴史と文化を守る決意を胸に、アリーヤさんは、自らの命を危険にさらしながらも助けてくる近所の人々と一緒に、3万冊の貴重な本を図書館から選び出します。

著者等紹介

スタマティー,マーク・アラン[スタマティー,マークアラン][Stamaty,Mark Alan]
1947年、漫画家の両親の一人息子としてニューヨーク・ブルックリンに生まれる。1969年、ニューヨークの美術・建築・工学専門の名門大学クーパー・ユニオンで美術の学位を取得。在学中より作品は高い評価を得、数々の賞に輝いている。1980年代からは、漫画家、風刺画家、イラストレーターとして、ワシントン・ポスト、タイム、ニューヨーク・タイムズをはじめ多くの新聞・雑誌で政治風刺画、漫画を連載。一方、児童向けの絵本作家としても活躍

徳永里砂[トクナガリサ]
東京生まれ。エジプト留学を経て2005年、慶應義塾大学大学院にて博士号を取得。専門はアラビアの考古学。現在、駐日サウジアラビア大使館付属アラブイスラーム学院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぶんこ

59
戦時中に日比谷図書館の蔵書と、市井の個人が持っていた貴重な蔵書を買い上げて、40万冊を疎開させたという映画を観た後の講演会で「バスラの図書館員」の本を知りました。その本の数年後に依り詳しく書かれた漫画本です。アリーヤさんが若い頃読んだ本に、イラクに侵攻したモンゴル軍が図書館を焼き尽くした書いてあり、衝撃を受けたました。今まさにアリーヤさんが主任司書をしている図書館が危機に瀕します。最初は1人で、その後多くの人の支援を得て3万冊の本を救う事が出来ました。人類の宝である文化遺産を戦争で破壊して欲しく無いです。2015/11/27

oldman獺祭魚翁

47
図書館本 イラク戦争の時バスラの中央図書館で主任司書を勤め、戦争から蔵書3万冊を守り抜いた女性の話。アメリカのコミック形式なのであっという間に読めます。 子供の頃その昔モンゴル軍がバクダッドに侵攻したとき図書館の蔵書を全て破壊した歴史を知った彼女は、自分の愛する図書館が同じ目に会うことの無い様にと、図書館が軍に占領された後こっそりと蔵書を自宅へと持ち帰る。やがて戦闘が始まり略奪が起きると、近所の店主や友人を総動員して避難させる。当時の図書館の蔵書は4万冊余り、内3万冊の蔵書が救われた。本を愛する者に幸あれ2017/04/02

seraphim

40
イラクのバスラ中央図書館の主任司書アリーヤ・ムハンマド・バルクさんの実話に基づいて描かれたマンガ。イラク戦争の時、アリーヤさんは自力で図書館の本を逃がそうと、近所の人達と共に、3万冊もの本を運んだ。本が大好きな1人女性の勇気が、周囲の人の賛同を得て、3万冊もの本を守ることができたのが、本当に素晴らしい。戦争は愚かだ。憎しみと破壊しか生まない。戦争が無い世界であって欲しいと思う。今、自分が、自由に好きな本を読める環境にいるということが、とても幸せなことだと実感した。2014/08/27

朝比奈さん

28
市井のリアル・図書館戦争。焚書は人類に対する罪だから。ごらん、現実のスーパーヒーローは、空なんか飛んだりしないのさ!2015/10/14

けいねこ

23
戦争のせいで、図書館の本を失ってはならない。その思いが、彼女を、人々を駆り立てた。自分の命の危険も感じながら、本を守った人々。勇気に感服する。本を守ることは、文化を守ること。魂を守ることなのだ。2017/01/30

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