内容説明
地球は水の惑星。陸よりも海のほうがずっとずっと広い…。大きなクジラから小さなプランクトンまで、海の中にはたくさんの生き物がお互いに食べたり、食べられたりしている。食べることをテーマに海の生き物の生態を楽しく知ることができる絵本。
著者等紹介
まつざわせいじ[マツザワセイジ]
海洋科学技術センター深海研究チームで潜水調査船に乗り組み日本周辺の深海調査をした、海洋と深海生物の研究者。葛西臨界水族園では教育普及・専門解説を担当。海洋生態研究センター副所長
ともながたろ[トモナガタロ]
おさかな大好きイラストレーター。ホームページ「ぼくのすいぞくかん」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
食物連鎖について、海の生き物の繋がりについて書かれている。沢山の生き物を生み出す海、そして太陽や森。一つでもかけてはいけない。命の繋がりには自然が大切だと改めて感じました。2019/10/02
わむう
15
海の中の食物連鎖について書かれた絵本。餌の取り方や隠れ方もイラストで詳しく書いてあり海の食物連鎖の源である植物プランクトンは森の栄養と太陽の力により生まれているところです締めくくられている。大人でもとても勉強になりました。2017/07/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
海の中の食物連鎖を学べる絵本。海の中はそれだけで存在しているのではなく、山などの自然とも繋がっていることも確認できる。サンゴは動物であること、つい忘れがちになってしまってました(;^_^A2019/08/02
みさどん
12
たべものリレーとあるように、捕食するものとされるものをわかりやすく描いてある。生きていくために食べることはとても必要なことで、それをずっと続けていくために、防御やバランスが大切。暑さで珊瑚が大量に死んだと聞くこの夏、これまでの連鎖関係が大きく損なわれていくようで怖い。2018/08/22
Lesen
12
海の生き物の食物連鎖が分かりやすく説明されてます。色々な物のエネルギーになり、無駄な事が一つもない。こういう絵本があるのは良いですね。食べ方一つを取っても色々な仕方がありました。かぶりつき派、高速追っかけ派、固めわざ派等。マンボウってクラゲ食べるんですね。食べ方、取り方、食べられない工夫、子供達が生き残るために、サンゴが食べたり、プランクトンのこと、海藻の事等載っていました。2012/09/25