出版社内容情報
仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
283
ふたりはこれからもずっと友だちでいられるのだろう。がまくんはかえるくんがいないと不安だし、いつもそばにいてくれる安心感から素直に甘えられる、心許せる大切な存在。かえるくんはしっかり者だけど、がまくんという存在がいてくれるから、色んなことに巡り会えて、寂しさも抱かずに笑顔でいられるんだろう。がまくん、素敵な手紙が無事届いてよかったね。読む前に感動しちゃったね。かえるくん、がまくんからの贈り物うれしかったね。いっぱいのボタンを刺繍してくれて、一緒に集めたものだから、忘れられないね。絵本から伝わる愛を届けたい。2023/08/01
Willie the Wildcat
281
久しぶりに次男と。「仲がいいよね~。だってカレンダー破いちゃうくらいだもん!」とのこと。「はるがきた」と「おてがみ」は相変わらずのお気に入りですね。前者は次男と同じ感想。どこかで、がまくんも気がつくんだろうけど、怒るのではなくやはり喜ぶような気がする。後者はいつ読んでも温かいなぁ。2人で座って手紙を待っているところが、絵も含めて特にいい。2012/04/29
mae.dat
169
この本は儂が子どもの頃にもうちにあってね。好きな本だったので、坊やに買ってあげました。この本は坊やの本かも知れない。 がまくんのことが大好きなかえるくんと、ちょっとアンニュイな感じのがまくんの友情ものがたりです。お互いを喜ばせようとするんだけど、そうしたいからしているだけで、押し付けがましくないのですよ。とても良い関係( ¨̮ )。特に『おてがみ』っておはなしが好き。 坊やも気に入ってくれて、シリーズで今でも本棚の一角を飾っています。2021/02/28
masa@レビューお休み中
150
ともだちはやっぱりよいもの。そんな当たり前のことに気づかせてくれる。大人になると、斜に構えてしまってうまく受け止められないことってある。ましてや、ともだちの親切や好意をありがとうと素直に受け取ることができなかったりすることもあったりする。大人になるのって実に厄介なことだ。本音と建て前をうまく使いこなさないといけなかったり、素直な感情をだすことが許されなかったりしてしまうのだから…。忙しかったり、余裕がなかったりすると、余計にネガティブな感情が外に漏れてしまうものなのかもしれないですね。2013/09/18
らったった
137
友情ストーリー(^^)春の景色を2人で観れて良かったね(*^^*)2014/04/26