出版社内容情報
ある晩、クレヨンを持って、散歩に出かけたはろるどは、城に入って王様に会い、次に魔法の庭で魔女に会い、雨を降らせたり、花を咲かせたり……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
7
1956年。Harold’s Fairy Tale by Crokett Johnson. 月を連れてるのは前作同様。はろるどは何歳くらいだろう。見た目よりは年取っているのかもしれない。[アメリカ]2019/10/19
Yuko
6
Harold’s Fairy Tale by Crockett Johnson published 1956 <ある晩、クレヨンを持って、散歩に出かけたはろるどは、城に入って王様に会い、次に魔法の庭で魔女に会い、雨を降らせたり、花を咲かせたり……。> 1972年 先日知人がこのお話と音楽のコンサートを企画・公演していたが、他の用事があり行けなかったので本だけでもと思い手に取る。岸田衿子さんの訳で随分前に読んでいたことを思いだした。クレヨンから次々と生み出される豊かな世界!朗読や音楽も聴いてみたい。 2018/09/27
紅生姜
4
はろるどとむらさきにくれよんを読んだ時ほど強烈な印象は残らなかったが、何回読んでも、はろるどが一体どこへ向かっているのか全然予想できなくて楽しかった。子どもの頭の中って、きっとこんなふうなんだろうと思う。2016/07/30
ちー
3
鶴舞絵本100選。これは素敵な絵本!はろるどという赤ちゃんが持っているのは豊かな想像力と紫のクレヨン。彼をやさしく見守るのはお月様。彼が魔法の庭に行こうとするのならば、クレヨンを滑らせた先がその庭になる。けれども、庭には花が咲いていない。何かあったかもしれない。王様にお城にいく。ここのところも、城門が閉まっていて入れないならネズミと同じ大きさになればいい、なんて発想はなかった!その先もたった一本のクレヨンで世界を作り替えていく。対象は幼児から。とっても魅力的なお話だった。2017/11/04
まめむめも
3
初読。『むらさきのくれよん』をよく読んだので懐かしかった。はろるどが能動的なのか受動的なのか?不思議なお話。2013/08/01