すぐそこのたからもの

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  • サイズ A5判/ページ数 101p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784579304363
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

何気ない日常の中、子どもとの日々をつづったエッセイ。

目次

ゆれるところ
いいひとばかり
いつのまにか
こうもり
チビちゃんのホテル
雲の上に
すてきなタイトル
いちばんこわいこと
かわいい声で
みずからおねがい〔ほか〕

著者等紹介

よしもとばなな[ヨシモトバナナ]
1964年、東京生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。87年、「キッチン」で海燕新人文学賞、88年、単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、89年、『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。アメリカ、ヨーロッパなど海外での評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

170
繋いだ手の温もりから離れる日がいつか来てしまうけれど、それは幸せなこと。…どんなに寒い朝だって、強い人でいられるのかな。寂しくなると何度も抱きついていたのに。マイペースなあなたにどれだけ救われたことか。どんなことにも同じ視線で見ることが大切なんだよね。…華鼓さんの絵が、よしもとばななさんの愛おしさを柔らかに描く。…今度はぼくがママの手を温めてあげよう。たくさんのママがぼくにはしみこんでいるからね。…たったひとつの小さな命の尊さ。過ぎ去る日々の中で、立ち止まると見えてくるもの。すぐそこのたからものを大切に。2021/12/04

*すずらん*

120
今どんなに不幸だろうと不平不満があろうと、私達は誰でも かつて一度だけ宝物として扱われた時期が必ずある。私はまだ宝物を持った事がない。だけど弟がいた。あの頃の柔らかさ・甘い匂い・小さい掌を思い出す。護りたいもの…思い出しては 私を産んだばかりの母を重ね、いかに私が宝物だったのかを痛感した。この時期の密度の濃さは、後の人生の土台になり支えとなる。なのにどうして生きていく毎に、私の記憶は薄れていくのだろう。時間と共に曖昧になっていく中 より鮮明に思い出す時は、きっと私が同じ様に宝物を手に入れた時なのだと思う。2018/03/07

ちゃちゃ

91
ばななさんと愛息チビちゃんとの蜜月を記したエッセイ。子育てをしていると、子どもの自由で豊かな発想に驚かされることがある。子どもの周りには未知の言葉や世界が溢れているはずなのに、彼らは恐れることなく想いを素直に言葉にする。その純真さやある種の強さが、時として親を支えてくれる。小さな手を離す日が来ることを願いつつも惜しむ日々。私にとって、働きながらの子育てはまさに悪戦苦闘の連続。保育園にお迎えに行った時の娘の満面の笑顔が、疲れた心を奮い立たせる原動力だった。そんな切ない想いをふと思い出させてくれた一冊だった。2018/05/09

パフちゃん@かのん変更

81
ばななさんの息子さんのチビちゃんの話。さすが作家さんのお子さんだけあって感性が豊かで表現が素晴らしい。素敵なエッセイでした。2014/11/27

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

78
幻想的な絵本のような装丁ですが、息子さんとの日々のエピソードを綴ったエッセイ。華鼓さんのモノトーンの挿絵が良い雰囲気です。子どもとの交流を通して忘れていた感覚を取り戻したり、大切な気持ちに気づかされたりする忙しくも愛しい日々。言葉で伝えにくい感情を平易な表現で「あ、わかる」と思わせるのは、さすがだなあと思います。愛犬との会話で自分の傲慢さに気づく。感情を持て余している小さな子どものことが理解る。日常の慌しさの中で鈍ってしまい勝ちな感性をやさしく研いでくれるような気がしました。2015/05/27

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