出版社内容情報
知る人ぞ知るフランスの地方菓子に焦点を当て、そのお菓子のレシピを誕生の由来も添えて紹介。伝統のレシピを丹念に研究し、現代の味覚?に合わせて繊細?にブラッシュアップ。ほっとするおいしさ??を、お菓子のエピソードと共に味わって。
目次
アニョー・パスカル
カヌレ・ド・ボルドー
ペ・ド・ノンヌ
ニフレット
マカロン・ダミアン
ナヴェット
クレーム・カタラーヌ
トゥルトー・フロマジェ
マナラ
ブレデル2種(アニスのブレデルパン・ダニ、アーモンドのブレデル)
塩バターキャラメル
ミルリトン・ダミアン
松の実のクロワッサン
カニストレリ
ミアス
トゥルト・デ・ピレネー
ビューニュ・リヨネーズ
ガトー・オ・ノア
さくらんぼのクラフティ
ビスキュイ・ド・サヴォワ〔ほか〕
著者等紹介
下園昌江[シモゾノマサエ]
お菓子研究家。1974年鹿児島県生まれ。筑波大学卒業後、日本菓子専門学校で製菓の技術と理論を2年間学ぶ。その後パティスリーで約6年間修業。2001年からスイーツのポータルサイトSweet Cafeを立ち上げ、幅広い視点でスイーツの情報を発信する。国内外のさまざまなお菓子を見て食べる中で、フランスの素朴な地方菓子や伝統的なお菓子の魅力にひかれるようになり、そのおいしさを伝えたいと2007年、自宅で菓子教室を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOTO
11
著者が気になっていたというフランスの素朴な焼き菓子を研究し、レシピを掲載したもの。地方のみで食べられる独特な焼き菓子には発祥の小さな物語なんかもあり、マーケットの写真などもあり、旅する感覚で眺められる気分のいいレシピ集。2024/06/12
チョビ
5
この手の本って10年くらいにいっぺん出るんです。でも紹介されるお菓子はまったくといっていいほど同じ。素朴なおかしで、生地を楽しむおいしいものである反面、手間がかかり、消費者も「映え」ないから日本には来ないんだろうな。根性のある頃はよく作ってましたが、今はもう無理だな。結局お手がる=経費がかからないことで不特定多数に賞賛を得ることが「令和の適切行為」なんだろうな。そりゃあいつまでも貧しいまんまだ、日本!そのへんは絶対昭和の方が上だと思うな。2024/03/31
skr-shower
1
修道院で売っていそうなお菓子。”物語のある”面を掘り下げてエッセイに重きをおいても良さそう。2024/02/27
ひいろ
0
せっかくなので、下園昌江さんのほかの本も手に取ってみることに。フランスのお菓子、由来は知らないけれどなんとなく聞いたことある、見たことあるお菓子たちの物語を知れてよかったです。フランスの地図や地方の説明も世界史勢としては嬉しいです。ナントとかアルザス・ロレーヌとか。個人的にフランス菓子お気に入りはやはりガトー・バスクですね。2024/10/24
つくし
0
大きめの本で、存在感のある写真がきれい。レシピ本だけれど、世界の郷土菓子を覗く読み方をさせてもらいました。2024/08/06
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- 和書
- 夢のまた夢 〈第5巻〉