内容説明
そのまま切って使える図案つき。
目次
春
夏
秋
冬
アルファベットと数字
干支
アレンジ
基本の道具
紙のこと
切り方の基本
色をつける
著者等紹介
松原真紀[マツバラマキ]
福岡県八女市出身。2008年、同市福島地区の町屋再生活動に参加したことがきっかけで切り絵を始める。2010年、同地区の白壁通りの町屋で、地元の伝統工芸品である手すき和紙を使った、切り絵のアトリエ兼ギャラリー「くろくも舎」を開始。週末を中心にギャラリーをオープンするほか、日本各地での個展、イベントへの参加、広告のデザイン制作など、さまざまな形で展開中。“life”をテーマに、切り絵の可能性について模索し、日々の活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
174
ここにある、たった一枚の四角い紙からも芸術は生まれる。切り絵。自然の中を自由に飛び回る動植物を集め、図案も綴じられている本書。花を求めて鳥はやってくる。嘴を器用に動かして、華やかな蜜の香りと花粉を運んでくれる。気球に乗って何処までも雲とともに。海辺で集めた貝殻から潮騒が聴こえてくる。なぜこんな形をしているのだろう。切り取りながら思いを巡らす。大海をスカイブルーが優雅に泳ぎ、小さな池を金魚がゆらゆら揺れている。黒猫が朝の光を見つめている。どうしたんだい。何を見つめているの。私でも作れるのかな、美しい世界を。2023/04/16
みさどん
20
持っていてアップしていなかった。ここには完成された作品が多数。実寸大図案は切り損ないが白く残るので、やっぱりコピーして下の用紙を作品にするやり方が一番。そして、吊り下げるのが好きだから、これより一作目が実際に作品にしている。生き物の顔は目を変えたらいいと思うんだな。2021/03/24
北風
13
お勉強中。とってもきれい。でも、基本的に型紙用だな。年賀状の干支とか、十二年後はリピートしちゃうなあ。別のにしよう。2021/11/24
遠い日
10
切り絵はどこかきりりとした印象で、季節の息吹が一枚の紙の中に再現されるのが興味深い。松原真紀さんの奥域と物語のある切り絵に、うっとり。2020/04/09
松子
1
表紙のクジラが美しくて一目惚れして購入。 不器用なため切り絵はできないけど、イラスト集として手元に。 紙を切るだけでこんな美しい、奥行きさえ感じる生き物のいる風景を表現できるなんて知らなかった。 干支も載ってるので、年賀状のイラストの参考にもなりそうです。2019/09/10