出版社内容情報
ボルシチやピロシキに魅せられ、ユーラシアを幾度も旅してきた著者による、ロシアと周辺国の料理研究の集大成。各地の解説も充実。ボルシチやピロシキに魅せられ、それらを見聞するためにユーラシアを幾度となく旅してきた著者による、ロシアと周辺国の料理研究の集大成です。各地の解説も充実。自然の摂理にそった人々の暮しぶりに触れられます。
荻野 恭子[オギノ キョウコ]
著・文・その他
目次
ロシアの料理
ロシアの郷土料理
中央アジア
コーカサス
ウクライナ、ベラルーシ、モルドヴァ
バルト
著者等紹介
荻野恭子[オギノキョウコ]
東京生れ。各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。1974年からはロシアをはじめ、イラン、トルコ、中国、韓国など、ユーラシア大陸の50か国以上を訪れ、現地の家庭で料理を習い、食文化の研究を続けている。自宅にて「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。TVの料理番組や雑誌で活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
48
ピロシキ、ボルシチ、羊だけじゃない様々なロシア料理ガイド。色々応用出来そう。フルーツスープ美味しそう・・・ボルシチ、白いのもあるんだ。しかし、今のご時勢、ウクライナの料理も一緒に載ってるのを見ると何処かやるせなくなる。2022/11/25
たまきら
24
先日手に取った荻野さんの本が素晴らしかったので。こちらはサイズが小さくて少し残念でしたが、ロシアの広大な大地と多様な食文化がフルカラーで紹介されていてすごく楽しかった。子供の頃まんが「アラベスク」で、主人公がクワスという飲み物を飲むので興味津々だったんですが、ここで初めてきちんと知ることができました。発酵飲料だったのねえ。2020/03/10
ぽけっとももんが
6
ロシアといっても国土は広大だ。いくつかの地域にわけて、ロシア料理とそのレシピを紹介、また民族衣装やワインなどのコラムも充実。「白いボルシチ」とか、酸味のあるシチューと言われても想像しにくいし、よく聞く謎の発酵飲料クヴァース(タンクローリーで売りに来るって)やそれを使った料理も難易度が高い。かくなる上はロシア料理レストランで知らずして食べて、変わった味だけど美味しい、これ何、という経緯で体験してみるしかないか。都会まで行かなくちゃ、だけど。2018/06/24
kuukazoo
4
ロシア及び旧ソビエトだった周辺国の料理を紹介。このような本を読んで仮想ロシア料理欲を満たすよりとっととロシア料理店にでも行けよって自分に言いたい。2018/10/14
みこれっと
2
「亡命ロシア料理」とセットで買うべき(読むべき?)本。比較的、日本でも手に入りやすい材料で作れます。ライ麦パン、作ってみたいなあ。広い広いロシアの様々な地域の料理が素朴かつ、歴史も感じさせられて、これは買いたい本となりました。2019/02/03
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- 和書
- からだにおいしい発酵生活