出版社内容情報
和食のすばらしさを若い人に。あえ物にはじまる家庭料理、旬を大切にした四季のごちそうなど。わかりやすいレシピと知恵のある言葉。ばぁばこと、日本料理研究家の鈴木登紀子さんが、日本料理のすばらしさを若い人に伝えたいという切なる思いから、この一冊が生まれました。母お千代さんからしつけられた大事な箸づかい、器づかいのこと。そしてあえ物、お吸い物、煮物、焼き物、ご飯にみそ汁に旬を大切にした四季のごちそうなど。日本ならではの美しい家庭料理をわかりやすさを追求したレシピで、知恵にあふれ、ときにユーモアのある言葉とともにご紹介くださいました。
鈴木 登紀子[スズキトキコ]
著・文・その他
目次
1章 あえ物は日本のサラダです
2章 朝はみそ汁、夜はお吸い物
3章 お煮物はお母さんの味です
4章 焼き魚には前盛りを
5章 ご飯を大事にしましょう
6章 四季のごちそう
著者等紹介
鈴木登紀子[スズキトキコ]
日本料理研究家。1924年青森県八戸生れ。自宅で主宰した料理教室が評判を呼び、46歳で料理研究家としてデビュー。料理番組「きょうの料理」への出演は40年を超え、ばぁばの愛称で親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
37
正直なところ、最近は食事作りどころか食べるのさえ面倒になっています。これではいけない!と料理本をまとめて借りてきました。 「時短」や「ラク」の文字の誘惑に負けず、最初は丁寧に書かれたこの一冊からです。「あー、毎日は無理だ」と思うものの、なんて美味しそうな家庭料理。シンプルな卵焼き、お惣菜売り場で買ってしまえば楽チン、でもたまには、卵焼きをメインに作ってみてもいいかな。少しだけ、キッチンに立ってみようかと思えました。2019/05/07
ラテちゃん
23
自称料理好きだけど、本当に食べたい和食でまともに作れるのって味噌汁くらいしかない。だしが命なのはわかっているけど成功体験が無さすぎて、もう一生有名料亭のお出汁でいいやと開き直っている。ということでとりあえずだしはプロに任せていろいろ作ってみよう。この季節、うどとわけぎのぬたあたりが食欲そそる~。蛤のお吸い物と白和えも。2019/03/31
どら母 学校図書館を考える
14
ていねいに書かれた本。手元に置きたいけどこれ以上本は増やせないな。2019/05/11
emi*
7
丁寧に作られた数々のお料理。どれも美味しそうです。 テレビで拝見していた「ばあば」は上品な可愛らしい女性でした。 「様子が良い」とは、まさに登紀子さんのことでは。 ご冥福を心からお祈りします。2021/01/31
てぃうり
3
自分ができるかどうかはわからないけど楽しく読めた。ありがとうばぁば。ご冥福をお祈り申し上げます。2021/11/08
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