内容説明
たったひとりのだれかを喜ばせるために作られる、たった一枚の封筒。限られたスペースの中に、切手を貼り、宛名も書く。その上で作るのが絵封筒です。小さな制約はかえって人を自由にし、工夫する楽しさを引き出してくれます。それはどこか俳句のようで、日本人の感性と響き合うのではないか―そんな絵封筒を紹介。
目次
絵封筒ギャラリー(きたむらさとしの絵封筒;デビッド・マッキーの絵封筒;絵本作家たちの絵封筒)
絵封筒をつくろう(切手であそぶ;宛名であそぶ;絵を描く;貼ってつくる;しかけをつくる;素材であそぶ;特別な日だから)
小さくても大きい絵封筒の波(インタビュー・内尾夕子;インタビュー・多田浩;海外の方も始めました;子どもたちも絵封筒を描きました!)
絵封筒便利帖(「送る」というより「贈る」と呼びたい;エッセイ・僕はイギリスで絵封筒に出会った;エッセイ・こんな時代だからこそ、絵封筒を描く;笑顔の力が「絵封筒」を広げていく)
著者等紹介
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生れ。アンデルセン・プレスのクラウス・フルーガーとの出会いで実現したデビュー作『ぼくはおこった』(ハーウィン・オラム/文 評論社)でイギリスの新人絵本画家に与えられるマザーグース賞を受賞。以来イギリスを拠点に、絵本作家、イラストレーターとして活躍。『ふつうに学校にいくふつうの日』(コリン・マクノートン/文 柴田元幸/訳 日本絵本賞翻訳絵本賞)、など著書多数。翻訳もてがける。近年は抽象画や立体作品にも挑んでいる
松田素子[マツダモトコ]
1955年山口県生れ。児童図書出版社の偕成社に入社。雑誌「MOE」の創刊に携わり、同誌の編集長を務めた後、フリーの編集者に。絵本を中心とした企画・編集・創作のほか、翻訳もてがけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
ねむねむあくび♪
ヒデミン@もも
る*る*る
ちはや@灯れ松明の火