出版社内容情報
現代の暮らしを彩る江戸の職人仕事を紹介
現代の暮らしを彩り、活気づける、江戸の職人仕事を改めて紹介。指物、染色、小物細工や切子、桶や唐紙など。小粋で丈夫な持ち味を大切にする作り手の、人となりも格好いい。品々の入手法も記す。
はじめに
江戸指物
戸田敏夫さん
江戸袋物
幸岩久雄さん
江戸小物細工
服部一郎さん
江戸小紋
小宮康孝さん
小宮康正さん
江戸切り子
小林英夫さん
江戸桶
川又栄一さん
江戸銅器
星野昇さん
江戸からかみ
小泉哲司郎さん
小泉幸雄さん
長岡光世さん
木部弘さん
永井聡さん
江戸団扇
伊場仙&米澤屋
東京友禅
荒井照太郎さん
ちゃんとした人のちゃんとした物を買いたいときは。
あとがき
コラム
指物の仕上げに欠かせない職人技の応援団。
小さきものに託された江戸っ子の心。
江戸の手わざに出会える場所。
使い込むほどに愛着の増す手仕事の生活道具。
例えばお櫃。例えば卵焼き器。
目次
1 江戸指物
2 江戸袋物
3 江戸小物細工
4 江戸小紋
5 江戸切子
6 江戸桶
7 江戸銅器
8 江戸からかみ
9 江戸団扇
10 東京友禅
著者等紹介
田中敦子[タナカアツコ]
1961年東京都生まれ。1984年早稲田大学第一文学部卒業。1986年より10年間出版社に勤務の後、フリーランスとなり、和をキーワードにした編集、取材、執筆を行っている。葛飾区柴又で育ち、家業も物作りにかかわっていたことから、手わざや職人さんは近しい存在
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AR
2
こういったもので、日本の職人芸を確認。銅器とか、いいなぁ……。2012/10/31
doji
1
当たり前に何十年も使い、修理することが前提とされたものづくり。そのためには、この本の副題の通り、ちゃんとしたひとがちゃんとつくる必要があるのだ。そうだよ、もっとちゃんとしなくちゃだよと、頷きながら読み終わった。2018/04/07
ひろチッチ
1
十種類の江戸の職人技とそれを作った職人さんの言葉を紹介している本。 何となく手をとって読んでみたもので実物を見たことあるものがほとんどなかったが、職人技の繊細さ、美しさに圧倒された。これを普通に使っていた時代があったと考えると感慨深いものがある。職人さんの話にも数十年もの間一つの仕事に没頭してきた深みのようなものが感じられた。取り上げられた作品の実物を是非とも見に行ってみたいものだ2014/04/04
いのえむ
1
職人さんの一言一言に感心2010/04/18