内容説明
総務省では、現状を踏まえ、医薬品の安全性の確保及び適正使用の一層の推進を図る観点から、医薬品の安全対策、臨床試験の被験者確保対策並びに後発医薬品の有効活用及び医薬分業の実施に係る各種施策の実施状況を調査し、その結果に基づいて、平成13年6月8日、厚生労働省に対し所要の改善措置を講ずるよう勧告した。本書は、医薬品に関する行政に携わっている方々や医薬品に関係している方々など広く国民に知ってもらうために刊行されたものである。
目次
第1 行政評価・監視の目的等
第2 行政評価・監視結果(医薬品の安全対策の充実・強化(副作用情報の収集の充実・強化;患者への医薬品情報提供の在り方の見直し;医薬品機構の救済給付事案に関する情報提供の充実)
治験の被験者確保対策の充実
後発医薬品の有効活用の推進
医薬分業推進施策の在り方の見直し)