内容説明
ほのかな輝きに不思議な懐かしさをたたえ、さりげないけれどしゃれたデザインの品々―明治、大正、昭和の初めにかけて、この国で生まれたガラスの器はそんな優しい魅力で、かつても今も、手にとる人の心を揺らせる―。
目次
むかしガラスを楽しむ
透明な迷宮
明治・大正のガラスとの出会い
姿さまざまな氷コップ
むかしガラスの歴史
吹きガラスの大鉢、小鉢
東京むかしガラス散歩
プレスガラスの大皿、小皿
むかしガラスを訪ねる人へ
心惹かれるプレスガラス〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にがうり
3
子どもの頃、家に普通にあったプレスガラスの器とか、今振り返るとどれも味わいがあって素敵だった。100円ショップもコンビニもなかったし、今よりずっと不便で物も少なかったけど、豊かだった。古本市に出品。2014/04/21
misui
2
江戸時代までのガラスは実用に堪えるものではなく、すぐに壊れるのを前提に作られ、職人の徒弟制度もマイナスに影響して衰退の道を辿ったらしい。明治以降、政府の助成も入り、技術的な改良が加わって普及していった。華やかで儚げなガラスはアクセントとして使うとよさそうだ。2015/10/23
ねね
0
むかしガラスは綺麗だな〜 写真だけを眺めたけど 美しさにどきどきした!2020/09/02