出版社内容情報
正統派の日本刺繍を基礎縫いから解説
野の草花や虫たちを、著者独自の今的な図案と色づかいで紹介する正統派の日本刺繍。作品は額絵、トートバッグ、半襟など。布の張り方、糸の撚り方、基礎繍いも絵と写真で詳述。
はじめに
額絵
野の花合せ/梅雨のころ/コスモス/つばめ/花に集う虫たち/干支の動物たち
きんちゃく
大きな花と小花つなぎ/梅の花づくし/どくだみ一輪
トートバッグ
木の芽と草の芽/かたばみ/ベロニカ/アイビー
ハンドバッグ
宵待ち草/つる草/花たばね/花束
テーブルランナーと眼鏡立て
山法師
帯(参考作品)
鷺草/朝露/貝母
半襟
秋の草花/菊自慢/花畑/満開の桜/矢車草
包みふくさ
みょうが/大輪の菊A B/桜一枝/もみじ/風露草の殻/橘
掛けふくさ
祝宴/松竹梅
花の繍い方いろいろ/葉の繍い方いろいろ
日本刺繍の基礎
用具と材料/糸の撚り方/図案の作り方と布への写し方/刺繍台に布を張る手順/
基礎繍い/仕上げ/針の持ち方と運び方
作品の図案と繍い方
目次
額絵
きんちゃく
トートバッグ
ハンドバッグ
テーブルランナーと眼鏡立て
帯
半襟
包みふくさ
掛けふくさ
日本刺繍の基礎
作品の図案と繍い方
著者等紹介
永山登志子[ナガヤマトシコ]
1935年神奈川県生れ。清泉女学院卒業後ドレスメーカー女学院教師コース修了。フランス刺繍をイルゼ・ブラッシ氏に師事、助手を務める。’64年永山刺繍研究所を設立。’77年平野利太郎氏に日本刺繍を、守屋多々志氏に日本画をそれぞれ師事。全国手芸コンクールで文部大臣賞受賞、神奈川美術展工芸部門で奨励賞受賞、日本伝統工芸展に多数回入選。女優真野響子、あずさ両氏の帯やきものを通じて作品を婦人服飾誌に多数発表。’86年日本工芸会正会員に認定される。朝日カルチャーセンター東京・日本刺繍講師。鎌倉市山ノ内在住
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