衣服解剖学 - 人体構造・美的要素・パターン

  • ポイントキャンペーン

衣服解剖学 - 人体構造・美的要素・パターン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 254p
  • 商品コード 9784579106837
  • Cコード C5077

出版社内容情報

本書は、人体を解剖学的にとらえ、衣服の機能とその美的要素のかかわりを徹底的に研究し、さらにパターンの展開まで導く。衣服設計の基礎と応用の書。


1 人体と衣服設計について
  1 衣服構成要素の多様性と“設計”の必要性
   1)複合環境、人間、道具としての衣服の面から
    ●衣服とは何か/●欠けている設計の概念/●衣服設計の合理性
   2)衣服構成要素の極性の面から
  2 衣服の装飾性と機能性、人体との関係
   1)設計のための人体の扱い
   2)形態系人体と機能系人体による衣服設計理論のプロセスの構築
    ●パターンの果たす役目/●美的効果は全体、部分に及ぶ
   (a)形態系人体と衣服間の美的効果の関連性
    ●ゆとりを衣服のかたち
   (b)機能系人体と身体因子の分析、設計との関連
    ●人体を分割して造形との接点を採る/●解剖学的人体因子と衣服の接点/●パターン構造、素材機能で解決


2 形態系人体と衣服構造
 A 人体の方位・体制と衣服構造
  1 6方位と基準
   1)6方位と側面性の認識、立体としての把握 
    ●面で囲むと立体がわかる
   2)基準線、基準面、基準軸について
   3)人体の方向、位置と運動方向の用語
  2 衣服構造説明図の方位的表現
    ●製作用には正確なバランスのスタイル画を/●3方位表現図の必要性
  3 方位による人体の体制と衣服の基本構造
    ●体制の中のシンメトリー/●人体の体制の複雑さの認識/●立体感の表現に体制の認識を
   1)横断体型の比較と体制の認識
    ●性差や体型差がわかる断面体型/●衣服で問題になる部分の体制/●腕付け根と大腿付け根の形の関係は相同的/●胸は前面性、腕は側面性の体制
   2)体制にみる衣服構造の難易性
    ●セットインスリーブとケープ類/●スラックスとスカートの違い
  4 方位・体制に基づくパターン原型の展開
   1)上半身のパターン原型
    ●ゆとり配分とフリーゾーン/●ショルダーラインの展開/●アームホールの展開/●乳房カバー量の展開
   2)上肢のパターン原型
   3)下半身のパターン原型
   4)上半身、下半身の原型展開の流れとその相同性

 B 人体のプロポーションと衣服デザイン
  1 デザインのためのプロポーション
    ●比例化の方法
   1)モジュールとしての頭と手
   2)頭身示数
   3)プロポーションの実例
   4)年齢別・性別プロポーション
  2 デザインのためのプロ