目次
園のくらしを育む(子どもと自然―泥山に学ぶ・待つことや知恵を学ぶ;子どもとアート―アート経験を支える居方・ものとアート;園の風景―くらしの中の音風景・子どものための時間のつくり方;日本の保育文化―運動会・芋掘り・鬼遊び・行事と製作;子どもたちの姿―知恵が生きる協働の過程・試行錯誤の価値・物との出合いからの育ち)
園のくらしを読む(『なきむしようちえん』;『コッコさんのともだち』;『いやいやえん』;『ダンプえんちょうやっつけた』;『せんせい』;『えんそくバス』;『おひさまようちえんのひみつのともだち』;『よるのようちえん』;『けんかのきもち』;『ロボット・カミイ』;『ほいくえんのいちにち』;『タイムカプセル』)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tohru Soma
1
遊びの中で子どもが自分の思いを大事にして発揮して実現していこうとすること、かかわり合うものと共にくらすとはどのようなことなのか、共生の感覚を培うことはとても大事。そういう過程でかかわるものへの愛着や、いとおしみが生まれてくる。君たちに夜の空をあげるよ。こういう感性はまったく自分にない…。どう磨けばいいのだろうか。クロノス、カイロス園での経験がどれだけ大切か。しかしながら、見取る力がなければ、その価値を見いだせない。勉強しないと。2016/01/30
ひらぱー
0
秋田先生による絵本の解説が新鮮でした。読まないと、と思いつつ、あんまり絵本を読めていないことに色々言い訳している。けど、必要な時期がきたら自然と読むことになるのではないか、と期待してしばらく放置プレイ。2011/05/27
kirin100
0
秋田先生の保育の場の考察、絵本に見る園のくらし、とても感慨深く読みました。一方で、こんなに丁寧に考えられない現場もたくさんあると思う。保育の質には、保育者の余裕が絶対に必要。2022/08/14