倉橋惣三文庫<br> 育ての心〈上〉

電子版価格
¥847
  • 電子版あり

倉橋惣三文庫
育ての心〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784577803172
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3037

内容説明

倉橋の保育を倉橋自身が語る自伝。森上史朗子どもと保育総合研究所代表の書き下ろし解説を収録。

目次

子どもたちの中にいて(子どもの目;子どもたちの顔;涼しい顔 ほか)
母ものがたり(母の誕生・母の成長;教育的な、余りに教育的なおっかさん;あまい母・からい母 ほか)
子どもの癖しらべ(ぐずぐず癖;あいだ食い癖;虚言癖 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shi-

13
読みたくて読みたくてやっと手に入れた本。 大切に読んだ。 当たり前のことなんだけど、その当たり前の大事さに気付かされる。 昔も今も、これぞ子育て、保育の原点と言うか基本と言うか、そこは一緒だ。 でも最近は携帯だ、おもちゃだ、と、世の中の進歩によりその大事な部分がおざなりにされていっている気がする。 親も然りで、子育てより楽しいことはないはずなのに、それよりも楽しいと、錯覚してしまうようなものや事が溢れてるんだよなぁ。 2025/03/31

ひらぱー

2
学校以外の家庭環境や、父母とそれ以外の大人との望ましい関係など、現在とは違う認識が明示されていて、本当に子どもを取り巻く環境は変わってしまったのだなぁと感じた。子どもを育てる大人が他の人間と関係を形成する重要性や、子どもが両親以外の大人(の価値観?)に触れることの教育的意義など、昔は当然あったから必要性が理解されなかったことがあったのですね。2010/04/26

しまむらそらん

1
幼児教育の父倉橋惣三さんの本。授業で紹介があって興味を持った。教育現場と家庭教育での子どもとの関わりについて述べてあった。「飛びついてきた子ども」のところがハッとさせられた。子どもが飛びついてきたと思ったら、あっという間にどこかに駆けていってしまう。こちらが気がついたときはもうあちらを向いている。その瞬間の子どもの心をその時ぴったりと受けてやったか、後になって気づいて寄っていっても子どもが受け止めて欲しかった時間は去っている、、余裕のある人になりたい。また、母親は教育的になりすぎないほうがいいなと思った。2025/05/07

a_ma_ri_a_ma_ri

1
母の「まむき よこ顔 後ろ姿」 古い考え方だと言う人もいるかもしれないけれど、自分が子どもの頃の感覚を思い出すと、やはり子どもはお母さんをずっと見てるし、大好きなんだよなぁ。現代ならではの色んな事情はあれども、状況が許すならば、生活を子どもと共に過ごしたい。教育と言うと何か教えたり伝えなきゃと思っちゃうけど、家庭で行う母の生活そのものが家庭教育という言葉に、自分のままでいっかぁと肩の力が抜けた。 お母さんはかけがえのない存在だということは、今も昔も変わらないよね。2021/12/20

けいちろ

0
何度も読み返したい保育の古典。 100年前なので、ジェンダーのところなどの時代錯誤感はあるものの、本質的な部分は今も大いに通づる部分あり。2023/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/176462
  • ご注意事項

最近チェックした商品