林家木久蔵の子ども落語〈その1〉お殿さま・おさむらい編

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林家木久蔵の子ども落語〈その1〉お殿さま・おさむらい編

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784577701645
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8376

内容説明

『落語』の楽しさは、私たちがふだん生活している中で、見たり、聞いたりしている、だれにでも経験のありそうな話が多いことです。そして、それを笑い話として語ることで、聞いている人の心をなんとなく、ほのぼのとさせるところが、『落語』のいちばんの魅力でもあります。本書に登場するのは、お殿様やお侍ばかりです。実際はだいぶ違うのでしょうが、『落語』に登場するお殿様やお侍は、どこか人のよい、憎めない人間ばかりです。『将棋の殿様』『そばの殿様』は、世間知らずのお殿様のために、家来たちが大変迷惑し、食中毒まで起こします。また、『初音の鼓』には、なかなか頓智のあるお殿様が出てきます。一方、お侍はどこか威張ったところがありますが、『禁酒番屋』では門番が、最後におしっこを飲まされそうになってしまうように、やはりどこか抜けたところがあるお侍として描かれていることが多いようです。これは、ふだん威張ってばかりいるお侍に対する、町の人たちのささやかな反抗なのかもしれません。

目次

紀州
そばの殿様
禁酒番屋
初音の鼓
将棋の殿様
目黒の秋刀魚
松曳き
柳の馬場
粗忽の使者
鹿政談
三方一両損
巌流島
井戸の茶わん
高田の馬場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SHU

7
江戸時代の人々のお金に対する考え方がとても興味深かった。誠実な人はこのような考えを持ってることを初めて知った。私だったら「もらえるものはもらっちゃお」と不誠実な方へ考えてしまう可能性大(・・;)やだね〜。個人的に1番笑えたのは「禁酒番屋」。こういう発想の機転がきく姿はさすがで、唸ってしまった!2015/12/09

moe

0
独書。2018/12/21

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