フレーベル館文学の森<br> 世界の終わりが来るまえに

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フレーベル館文学の森
世界の終わりが来るまえに

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784577053904
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

自分で髪を切り、スマホを捨てて「世界の終わり」へ逃げた少女エレナ。
「世界の終わり」に備える、孤独な少年アトラス。
居場所を失ったふたりが、反発し合いながら、たがいを分かりあい、自分自身をも見つめていく。
誰もが心の中に抱える不安や痛みが、温かい絆に変わっていく--読み終えたとき、きっとあなたの心にも希望の光が灯ります。


【目次】

内容説明

「世界の終わり」へ逃げだした少女、エレナ。「世界の終わり」に備える孤独な少年、アトラス。現実での居場所を失ったふたりが嵐のなかでわかりあったこととは?

著者等紹介

ウォルツ,アンナ[ウォルツ,アンナ] [Woltz,Anna]
1981年、ロンドンに生まれ、オランダのデン・ハーグで育つ。15歳で学校生活のコラムをフォルクスクラント紙に連載し、注目を集めた。オランダでは「この時代のもっともすぐれた児童書作家のひとり」と評されている。『ぼくとテスの秘密の七日間』『おいで、アラスカ!』(以上、フレーベル館)は青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定。『Gips(ギプス)』(未邦訳)で2016年にオランダの児童文学賞である金の石筆賞を受賞。本書で2024年に、銀の石筆賞を受賞

野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年、東京に生まれる。オランダ語、英語の翻訳家。絵本『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社)で第50回産経児童出版文化賞大賞、2022年に長編『どんぐり喰い』(福音館書店)で日本翻訳家協会賞「翻訳特別賞」を受賞。紙芝居の脚本や絵本の文章を手がけることもある。日本児童文学者協会理事、紙芝居文化の会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

81
YA。ある夏のボーイミーツガール。プレッパー=世界が破滅すると思い込み備えている人▽エレナはネット炎上から逃げ出し、おばのパートナーが住む森でひと夏を過ごすことにした。無口で無骨な父親とその子供アトラスとケネディはとても風変わりで秘密を抱えていた。スマホを捨てて「世界の終わり」に逃げてきたエレナは「世界の終わり」に備えるアトラスと対立する▽海外YA独特の雰囲気がある。嵐の中アトラスがエレナを救う場面はとてもいい。2026.2刊2026/04/27

たまきら

34
原著(オランダ語)は「蜘蛛と鍵」だそうですが、この邦題は内容にぴったりだと思いますー男子側に沿うタイトルの気もしますが。ある意味世界を無理やり終わらせ、逃げ出してきた主人公を迎える彼にとっては、彼女こそが世界を終わらせる悪人にも見えたでしょう。清々しい読後感ですが、こどもの「うっかり」が手に負えないものになる現在、世界の終わりは子どもにとってはリセットボタンのような言葉なのかもしれません。…そういえば人気バンドもいたなあ。2026/06/03

雪丸 風人

18
変わり者の子ども二人の間で視点を切り替えながら進むのですが、互いに共通するのは第一印象が最悪なこと。災いにそなえる田舎の少年と、災いから逃れてきた都会の少女が、思わぬ形で関わり合うことになるストーリーです。両方の家が抱える事情にアッと驚かされました。極端なところのある少年の”まさかの大活躍”も見どころ。大人視点では子どもを不幸にしないためのふるまいに学びがありました。ネット社会の怖さがズシンと響く一方で、リアル社会の温かみも感じられましたよ。スマホは正しく使わないとね!(対象年齢は12歳以上かな?)2026/04/11

Mayuko Kamiwada

8
あることをきっかけに髪を切り、スマホを手放したエレナ。彼女はアトラスが暮らす田舎へ滞在することになる。一方、アトラスは「世界の終わり」に備えるため準備を進めている少年。二人は反発するが、徐々に相手のことを理解し始めて・・・。本作でSNSの問題が大きく取り上げられている。投稿した本人が意図しない形に周囲の人が受け止めてしまい、トラブルに繋がることが多いと思う。トラブルになったとしても、その後大人側もどう対処するのが正解なんだろうかと考えさせられた。2026/05/18

かはほり

3
SNSが炎上して傷心のエレナと世界の終わりに備えているアトラスの視点で交互に語られる物語。アメリカっぽい話だと思ったけど作者はオランダの方で、原題は「蜘蛛と鍵」だそう。エレナの母親の信じられない行動とかSNSが炎上したくだり(その危うさはよく解るけど)がちょっと納得できなかったので、あまり物語の世界に入り込むことができなかった。それにしてもスマホがないといろんなことですぐに困るという描写がとてもリアルだねえ(スマホがないともうどこにも行けない私 泣)。2026/03/14

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