出版社内容情報
2013年に亡くなるまで生涯現役を貫き「人生の晩年を楽しく」という思いをこめた「オイドル=老い+アイドル」高知新聞連載から厳選した随想録。高知での思い出、制作の裏側などユニークに綴った100編のエッセイを収録。(本書は『続・オイドル絵っせい これじゃあ死ぬまでやめられない!』を改題し、新装版として刊行したものです)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
10
昨年漫画家でついに文化勲章受章者が現れた。ちばてつや。さらに宮崎駿も富野由悠季もその前から文化功労者に選ばれておりいつかは文化勲章受章の日が来るかもしれない。時代は変わりつつあるのは確実だ。やなせたかしは自分の肩書を「漫画家」で統一し日本漫画家協会理事長も務めていたため、やはり「漫画家」がいちばんしっくりくるのだろう。三越時代も社内報で漫画を描いてたので。「詩とメルヘン」、今はない近所の書店にもあったな。どれくらい売れていたかはわからないが。そういえば、国語の授業で「詩とメルヘン」に触れた教師がいたっけ。2025/09/22