フレーベル館文学の森<br> 満月のとちゅう

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フレーベル館文学の森
満月のとちゅう

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784577051887
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

「あの夏」から季節がめぐり、冬。
小学校の卒業式をまえに、美話はクラスメートと卒業記念の寄贈絵本を作ることに。
なれないチーム活動のなかで、美話は心にアイデアの火を灯し、そして、大きな失敗も経験する…。
ソラモリさんとのひと夏の〈言葉レッスン〉は、美話になにをもたらしたのか――。
第3回ものがたり新人賞大賞受賞作『ソラモリさんとわたし』のその後をえがいた、
創作の道をゆくすべての人におくる、感動の物語!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

225
「ソラモリさんとわたし」の続編と知らずに読みましたが問題なく楽しめました言葉を愛する小中学生のヒロイン美話の成長ストーリーです。大人女子のコピーライターのソラモリさんと知り合って「言葉」の大切さを学んだ小学6年生の美話は冬休みにクラスメートと絵本作りに取り組み一応の成果を得るが多少の心残りも感じて中学校に進む。文芸部に入ると小学生時代の童謡コンテストの優勝者のライバル女子・直井さんがいて敵対するのだが・・・。ゴールはまだまだ先だけど大切なのは安易に妥協せずに最善を目指して頑張る事だと学べた事が大きいです。2023/10/23

雪丸 風人

16
主人公は創作にこだわりのある12歳。小6のときの絵本作りで悔しい思いをした彼女が中学の文芸部でライバルと競いながら幻の作品の完成に挑戦します。子どものように無邪気で天真爛漫なソラモリさんのさりげない優しさが良かったですね。文芸方面の創作だけでなく、あらゆる頭を使う活動に役立ちそうなアイデアが詰まった作品でした。特に素晴らしかったのは、思いつきにたやすく飛びつくことを戒め徹底的に考え抜くこと訴える部分。煮詰まったときの対処法なども具体的に描かれていて、とても参考になりましたよ。(対象年齢は11歳以上かな?)2023/09/03

joyjoy

10
練りに練られたであろうことを感じさせない「ちゃらっと」感のなかにかくされた大小のお宝を次々と発掘していくような、、、楽しい時間だった。「すぐに答えが出ないのは楽しいことでしょ…あなたがもつことになった『?』は、意味があると思うな」。「それね、心の畑が広がったんだと思う…いつものじぶんならふれないものにふれて、考えなかったことを考えたわけ」。ソラモリさん、アドバイスをありがとう。目を閉じ、人差し指で選ぶ本のルーレット「いきあたりばっちり!」。本屋さんでは勇気がないけれど、図書館でならやってみたい、かも。2023/11/21

ちょび♪

7
大人みたいな子どもと、子どもみたいな大人。同世代の仲間、そしてライバル。『検索』と『創作』は全然違う。『創作』の苦しみと楽しみを味わいながら、結ばれていく友情が素敵だった。2024/07/09

遠い日

7
小6の卒業記念の寄贈絵本作りで、生み出すことへの葛藤と苦心に触れた美話だが、どうにもその体験に満足できないまま、中学進学。その文芸部で出会ったのは、あの童謡コンテストで大賞を取った直井さん。美話を当然のようにライバル視して、何かと絡んで来る。美話がことばに対する感覚を伸ばしていくさまが目覚ましく、まさに産みの苦しみを体験するあたり、凄みさえ漂う。ソラモリさんの導く者というより伴走者のスタンスがいい。美話を「書く者」として同じ地平で見ていてくれることがわかる。「満月の途中」を生きるもの同士として。2023/10/06

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