出版社内容情報
だんだんできてくる 『ダム』
ある山間の土地に、大きな重機が運ばれてきました。
ここには細い川が流れています。
この川は下流では大きな川となり、多くの市民の生活を支えています。
ただ、ひとたび大雨が降ると川はあふれて洪水となり、
また日照りが長く続くと、川が細って田畑に水を供給できなくなっていました。
そこで、ダムがつくられることになったのです。
何年も、何年もかけて、頑丈なダムはつくられています。
<だんだんできてくる シリーズ紹介>
アサガオがニョキニョキ伸びてくるのを観察するように、
何かが少しずつできあがってくるようすは、わくわくしますよね。
このシリーズでは、街のなかで目にする「とっても大きなもの」や
「古いもの」、「みぢかなもの」が、
だんだん形づくられていくようすを、定点観測のイラストで描いています。
はたらく車がたくさん活躍し、多くの人々が関わっていることがわかります。
一日一日、小さな時間を積み重ねることで、
大きなものがだんだんとできあがってくるようすを楽しんでください。
1『道路』
2『マンション』
3『トンネル』
4『橋』
5『城』
6『家』
7『ダム』
8『遊園地』
内容説明
おなじところから工事げんばを見つめてみた。
目次
ダムをつくる(道路をつくる;川のながれをかえる;ざいりょうをとる;いよいよダムをつくる;しめてかためる;まわりをかためる;夜でもしめてかためる;せつびをつくる)
ダムができた!
どんなダム?こんなダム!(ダムのはじまり くらしをまもる、ため池;形がおもしろい!いろいろなダム;でっかいぞ!かっこいいぞ!せかいのダム)
わくわく ダムの工事でかつやくするじゅうき 重機
著者等紹介
藤原徹司[フジハラテツジ]
埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科卒業。イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍する。書籍や雑誌の装画など多数。コッテリ水彩と称し、サインペンの線画を軸にリアルなイラストレーションを制作。レトロな質感が味わい深く、だれしもが懐かしい気分になるようなイラストが魅力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。