出版社内容情報
最前線! リアルタイムの戦争研究
グローバリゼーションが進んだ世紀におけるウクライナ戦争の開始は、
「終わらない戦争」の始まりを告げる出来事となった。
見えない情報の行き交うサイバー戦、イーロン・マスクのスターリンクに
代表される民間による宇宙利用もが戦争の命運を握る。
ウクライナ戦争以後、戦争はどう変わったのか?
米中の覇権争いでは終わらない新たな問題群を前に、
台湾有事を抑止することは可能なのか?
ロシア・ウクライナ戦争をケーススタディに、
「大国間競争」に埋め込まれた「終わらない戦争」について考える。
内容説明
ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか、終わりとすればどのような道があるのか。米中という「大国間競争」の時代に、抑止の破綻として引き起こされた戦争の内実を多角的に分析し、戦争終結に向かうシナリオを示す。私たちはこの戦争から何を学べるのか。
目次
第1章 ロシア・ウクライナ戦争はなぜ始まったのか(高橋杉雄)
第2章 ロシア・ウクライナ戦争―その抑止破綻から台湾海峡有事に何を学べるのか(福田潤一)
第3章 宇宙領域からみたロシア・ウクライナ戦争(福島康仁)
第4章 新領域における戦い方の将来像―ロシア・ウクライナ戦争から見るハイブリッド戦争の新局面(大澤淳)
第5章 ロシア・ウクライナ戦争の終わらせ方(高橋杉雄)
終章 日本人が考えるべきこと(高橋杉雄)
著者等紹介
高橋杉雄[タカハシスギオ]
1972年、神奈川県生まれ。防衛省防衛研究所防衛政策研究室長。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、ジョージワシントン大学コロンビアンスクール修士課程修了。専門は現代軍事戦略論、日米関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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