出版社内容情報
みなしごライオンのブルブルと、お母さんがわりの犬のムクムク。優しい子守歌を聞き、ブルブルはどんどん大きくなります。そしてお別れの時がやってきますが…。絵本作家活動の原点となる、読み継がれる代表作。
内容説明
みなしごライオンのブルブルと、おかあさんがわりのいぬのムクムク。やさしいこもりうたをきいて、ブルブルはどんどんおおきくなりました。そしてついにおわかれのときがやってきますが…。よみつがれる代表作!絵本作家活動の原点、不朽の名作がリニューアル!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
59
最近TV放映された、同タイトルの映画を観た。放送で流れた、曲が耳👂からはなれない。絶望のとなりは、希望。そんなやなせたかしさんの思いが伝わる絵本。2025/10/18
Roko
28
母親がいなくていつも心細くてブルブルしていたライオンのブルブルは、やさしい犬のムクムクに育てられました。初めてであった頃は小さなライオンの子だったブルブルは、大きなムクムクに守られてすくすく育ち、立派なたてがみのあるライオンになりました。2025/07/23
定年(還暦)の雨巫女。
16
《熊本市現代美術館》『やなせたかし展』にて。【再読】←2025.6.20.原画は、やはり素敵だった。ぶるぶるは、やっぱり母でしたね。2025/06/20
しばこ
10
切ない。2025/06/29
遠い日
10
やなせたかしさんの本が続々と復刊されている。2023年は没後10年の節目の年。『やさしいライオン』は1975年初版発行の作品だそうだ。みなしごライオンのブルブルとお母さん代わりの犬のムクムク。大きくなってしまったブルブルと別れなければならなかったムクムクの悲しみはどんなに深かっただろうか。ブルブルをライオンとしてしか見なかった人間の身勝手。ブルブルのやさしさを感じられなかった頑なさ。空の果てでいつまでもいっしょにいることでしょう。2022/12/18




