内容説明
ぼくのへやにあるえのなかから、しろいうまがとびだした。うまがはしったあとはゆきがとけ、はながさいて…。ぼくはくもにのってしろいうまをおいかける。よみつがれる不朽の名作!46年前の作品が、リニューアルして登場!
著者等紹介
やなせたかし[ヤナセタカシ]
1919年2月6日生まれ。高知県出身。終戦後、高知新聞社に入社。2013年94歳、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももたろう
21
辺り一面、雪に覆われた寒空の下で優しくほほえんでいるような一頭の白馬。額縁に収まる絵の世界から軽やかに飛び出し、山々や大空を自由に駆け回る。その姿はまるで春一番のよう。白馬が駆け抜けた後に広がる不思議な世界に心が踊る。縦書きの文字も新鮮に感じられた。2022/11/01
ツキノ
19
【やなせたかしの名作えほん】1976年12月初版、2022年7月新装版発行。絵から飛び出した白い馬をぼくが追う。『詩とメルヘン』を思い出させる作品。最後がすてき!【36】2023/03/26
ヒラP@ehon.gohon
16
絵から飛び出したしろいうまと一緒に春をさがす旅です。 やなせたかしさんのやさしさがいっぱいのファンタジーです。 お話と絵の美しさにうっとりしてしまいました。 心が寒くなったときに、温めてくれそうなしろいうまでした。2024/07/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
ぼくの部屋にある絵の中のしろいうまが、ある日飛び出していった。ぼくはしろいうまをおいかけると、次々に春を呼び込んでいるような…。しろいうまが走るごとに起こるファンタジー。あとがきにあるように、しろいうまの絵が最初と最後で変わっています。2023/11/22
ヒラP@ehon.gohon
7
やなせたかし展で読みました。2024/07/14