出版社内容情報
「安心・安全 子ども免疫ガイド」シリーズ(全3巻)
1 たたかう免疫
2 強い免疫・弱い免疫
3 免疫いいこと・わるいこと
新型コロナウイルス感染やワクチン接種のあれこれにおどらされ、おとなも子どもも不安や恐れを抱えながら過ごしています。ただ本来、人間のからだには、自らを守るシステム「免疫」が備わっているので、そう簡単に病気(感染症)には負けないのも事実。とても頼りになる「免疫」について、いろいろな角度から解説しているシリーズです。
第1巻では、白血球である「免疫細胞」が、いかに病気のもと「病原体」とたたかうのか、武器となる抗体のこと、病原体の種類と特徴などを紹介しています。
目次
1 免疫はからだを守る(からだは細胞でできている;免疫細胞は血管とリンパ管にいる;ひとつめの免疫 皮ふと粘膜;ふたつめの免疫 自然免疫;3つめの免疫 かくとく免疫;抗体 免役細胞が使う武器;同じ病気に二度かからないのは?;免疫細胞がうまれる場所;免疫細胞が育つ場所;けんび鏡見たことある?)
2 免疫はたたかう(病原体はどこにいる?;病原体ってどんなもの?;病原体の大きさは?;病原体はどこから入る?;かぜをひいた!;やってみよう!発見!自分のからだ;免疫の力をおうえんしよう)
著者等紹介
石田靖雅[イシダヤスマサ]
医師。分子免疫学者(奈良先端科学技術大学院大学・准教授)。京都大学医学部・本庶佑研究室の助手の時に新しい免疫制御遺伝子を発見し、PD‐1と命名。その後、PD‐1の機能を抗体で阻害すると一部のがんが治ることが発見され、本庶教授には2018年のノーベル生理学・医学賞が授与された。現在は、免疫系が「自己」と「非自己」を識別する際にPD‐1が果たす役割について研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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